2011年4月 8日 (金)

一週間経ってもなかなか言葉を紡ぐのが、やっぱり難しい!それほどまでに素晴らしかった『てぃんくる☆』最終回☆…といいつつ、もの凄く長文デスが(^^;;

先週、とうとう『てぃんくる☆』が最終回を迎えてしまいました。
51話で、ジュエルスターグランプリ、バッデスト、アルマとフェアリーナの問題など、シリーズの軸となっていたストーリーは一通りの解決をみせ、最終回はまるまる1エピソード、エピローグにした内容です。

ちなみに、コンテが宮崎なぎささんで演出処理が山本天志監督自ら、という布陣は『ななついろ』の最終回と同じだったりするんですね〜。これが。

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アバン〜OPは前回のラストを受けた、グランプリの授賞式の模様が、お祭気分たっぷりのキャストの皆さん一同によるOPテーマの合唱とともに描かれてゆきます。
これだけで、充分に最終回の感銘を受ける映像だったりするわけです。
また数カット普段のOPと同じカットが挿入されていて、そこのバランスがまた巧い!ラストカットも通常通りなので、OPとしてもきちんと機能させている配慮が、実に心憎いです。

そんな「最初からクライマックス」(笑)で始まる最終回は、あかりたちが魔法学校を卒業する前後のレアレアとジュエルランドでの日常を思い入れたっぷりに描いてゆきます。

Jpt5211とはいえ、全編切ない雰囲気になりすぎないように、あかりが三つの願いをルビーやラブラと話し合うシーンでは、コミカルさを押して「お願い」そのものへのワクワク感もみせているところがミソ。
特に祐馬との結婚式妄想と、それをルビーとラブラに囃したてられて布団に縮こまってしまうシークエンスは面はゆさ炸裂ながらも抱腹絶倒(笑)。Jpt5210

そこを受けての体育館での祐馬との会話では、去り際に「あかり」と初めて呼び捨てにすることで(照れた目線にあわせて口にする芝居も見事!)本作のもう一つの軸であった二人の淡い恋愛にも、さりげなく大きな進歩があったことを印象づけます。Jpot5212
小学生のピュアな恋(プラトニックよりも遙かに!)ということを鑑みると、この会話はほとんどキスシーン並みのインパクト!──ここでバレンタイン回でもチョコを渡すシーンで使った、少女マンガ的なキラキラ効果セルが、「ゴールイン」感を高めています。
そして、またもギャグ顔でメロメロになってしまうあかりが、これまたかわいくて愉快です♪

その一方で出色なのが、ミリアや沙羅、レオン、ニコラたちとジュエルランドの上空をぐるりと飛ぶシーンでしょう。
Jpt5209上空を飛ぶというシチュエーション自体も、実は1話で初めてあかりがジュエルランドを訪れた時に使ったものでもあり、ある種の呼応とも言えるのですが、今回は親しくなった友人たちと色々なおしゃべりをしながらという違い、ミリアや沙羅の変化や成長ぶりを改めて示すダイアログと、そのにこやかで希望に溢れた表情芝居など、別離間近の寂しさと未来へのステップという、まさに卒業式ならではの独特な二律背反的な空気を見事に創りだしています。

呼応という点でいけば、最終回の「卒業式」も、1話で「始業式」や「入学」というキーワードと見事に対を為していますし、沙羅の淋しそうな「魔法の時間はもうお終い」という台詞も予告の決め台詞(当然52話にはない!)を意識していると思われ、そこもまたニヤリとさせられます。

Jpt5208そして、あかりの「別れずに留まっていたい」という想いが一気に爆発する橋の上でのルビーとのやりとりから(揺れる気持ちを強調する、川面に映る二人のインサートカットが効果的!)、そんなあかりに優しく語りかけるアルマという構図が、これまたとてもハマっていて、アルマが4人目のヒロインであったことを痛感させるものとなっています。

Jpt5206そこに7話での千夜一夜草を持ってくる辺りは、もう反則過ぎ!
周囲を舞う花びらや、ルビーの涙で開花する千夜一夜草、そしてルビーを抱き寄せるあかりと、心温まる雰囲気を醸し出しつつ二人の絆を強くみせる名場面となっています!

そして「三つの願い」をどうするか、あかりが決めたところでなんと驚愕の2度目のアイキャッチですよ!!
・・・EDをいわゆる本編ブチ抜きにするために後CM枠を前倒すフォーマット変更にも仰天。
聴いた話によれば、放送局は最終回だからといってフォーマットを変更するのは原則的に嫌らしいので、OPやEDも含めたフォーマットに対する手の込んだ仕込みも、最終回のこだわり部分と言って良いでしょう。

Jpt5205その、あかりの「三つの願い」ですが、実は「願い」というよりもルビーや友人たちへの「感謝」に近く、さらに最後の願いは「応援してくれたおともだち」へのメッセージとも受け取れる内容となっているところが大きなポイント。
ここから被るEDも1番が終わったところで形としては本編終了、2番から合唱バージョンに切り替わる巧みな演出となっています。
『ななついろ』最終回でも「コイスル☆フローライト」の被るタイミングを山本さんがコンテに直接指定していたり、『乃木坂』1期最終回でも同様に1番と2番の切り替えでEDに突入するようコンテでタイミングを計っていたほどなので、この美しい流れも山本さんが指定したものだと思われます。

この合唱EDの映像での、順に一人ずつゲートをくぐってレアレアへと戻ってゆくシークエンスが、もう激涙もので、そこからそれぞれその後のレアレアでの生活の点描へと繋がってゆく、まさに「旅立ち」を象徴するものでもあります。

Jpt5201また中学の入学式で、元気いっぱいに振り向いてアルマと祐馬に手を振るあかりのカットが、1話の登校シーンとの対比も見事で、1話であかりが口にした望み(ハッキリ意思表示をしたい、祐馬と相思相愛になりたい)を自分の力で叶えたことを示してもいるのです。Jpt5214
もちろん、アルマの制服姿という大きなおともだちの琴線をも揺さぶる、ある意味サービスカット(笑)もグッド☆

ラストシーンとなる、ルビーと出会った海岸でジュエルチャームを手にして、ルビーに語りかけるあかりのカットによる、しんみりした、でもポジティブな余韻の作り方(浪打のSEがイイカンジ!)にも脱帽ですよ!

ところで、Aパート冒頭であかりの家族が、ハンガーに掛った新しい中学の制服を見て、あかりに想いを馳せるシーンがあるわけですが、このカットで最終回が「別れ」よりも「旅立ち」にウエイトが置かれていることを示唆していることが判ります。

と同時に、あかりの小学6年生という設定が、おそらく最終回に当然来るハズの「魔法学校の卒業」を、現実の「中学入学」とオーバーラップさせる意図を持って考えられていたのだと思うわけです。

なので、このハンガーに掛った制服のカットを見た瞬間、自分の迂闊さを恥じ、その周到さに声を挙げずにはおれませんでした。

Jpt5213また最終回の作監は、伊部由起子さんと宮川知子さんが直接担当しており、こうして練り込まれた脚本と演出を、よりブローアップさせる芝居となっておりました。

『てぃんくる☆』に携わられたスタッフ、キャストの皆さんにただただ拍手と感謝の気持ちを送りたい。そんなすてきな最終回でした。

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2011年4月 4日 (月)

『てぃんくる☆』最終回、合唱ver.。その打ち明け話[ツイッターまとめ&ちょっと修正]

昨日、『てぃんくる☆』最終回OP・EDについての推察エントリーを挙げたところ、音響監督の岩浪美和さんがその制作の“真実”(笑)をツイートして下さいました。
岩浪さんからOKを頂きましたので、まとめという形でブログにアップすることにしました。
(「とぅぎゃったー」とか使えばいいのかもしれないですが、自分と岩浪さんとのやりとりを自分でとぅぎゃるのもなんだか形悪い感じがするので・・・(^^;;)

まずお祭感溢れるOPの合唱ですが、

岩浪「僕が言いだしたのではないのです。「既にそう決まっているから」という感じ(笑)。とはいえ事前にレコード会社や役者さんの事務所にきちんと許諾をとってからやっています。みなさん楽しそうに歌ってらっしゃいましたよ」

岩浪さん発信でなかったのは意外でした(笑)。
どうやら岩浪さん=最終回では合唱というイメージがスタッフ内にはあるらしく、『TFA』も同じような流れで、最終回は合唱になったのだとかヽ(´ー`)ノ

岩浪「エンディングの3人合唱Verはシナリオやコンテの段階から決まっていた山本監督の演出です」
とのことで、シナリオ段階からEDテーマを「ミリアが作った歌」という劇中設定にして「あかりたちの卒業ソング」として用いようと考えられていたようです。

録音は本編のアフレコ後、OP→EDの順番で行なわれたそうで、

岩浪「アフレコはテストから高森(奈津美)さんも齋藤(彩夏)さんも涙々で みんなもらい泣きでした」
・・・ということは、録音のオーラスとなったEDでも泣いていたことは想像に難くなく、涙ながらに歌うあかりたちの作画の演技と、万感の想いを込めて唄う役者さん達の気持ちが完全に一体化したものといえるでしょう!

アフレコで使われた映像は、おそらく原撮とかL/O撮だったと思われるので(苦笑)、もしかしたらこの録音にあわせて、演出処理で泣きの演技をよりブローアップさせているのかも??とも思わずにはおれません。
・・・口パクのシートや形状は、完全に音にあわせてありますし、凄くありそうですよね!

と、美しい妄想(笑)を勝手に拡げましたが、岩浪さんから「コンテの段階から「泣きながら歌う3人」という指定がありました」とのご指摘がありました〜。

最後に岩浪さんは、次のように締めくくってくれました。

「作品を愛してくださった皆様への最後のプレゼントになればなによりです」
まさに、最高のプレゼントだったと思います!

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2011年4月 3日 (日)

『てぃんくる☆』最終回の大合唱OPが『TFA』や『ビーストウォーズ』だった件(笑)での参考:ちゃんとスタジオで普通に録音してたYO>『TFA』最終回OP☆

『てぃんくる☆』の最終回OP・EDが歌、映像とも異なるスペシャルバージョンだったことが、大いに話題になってます。
最終回らしいサプライズ要素でもあり、OPのキャスト全員(おそらく最終回に来た人たち)での合唱はグランプリ優勝の祝賀ムードとも合致した楽しさに溢れており、逆にEDは卒業式の感涙を思わせる、涙混じりの歌声(役者さんたちは歌っていて本当に涙してしまったのではと言う気がします)が見る側の感動度合いをより深めるものとなりました。
どちらも、単なる最終回サプライズ以上に、演出意図を強める効果を上げているわけです。

で、最終回OPの役者さんによる合唱というのは、音響監督の岩浪美和さんが割と好んで使うようでもあり、これまでだと岩浪さん担当の『トランスフォーマー』シリーズでの定番(?)みたいなところもあったりなかったり(笑)。

『てぃんくる☆』OPでの歌い方(特に男性陣)のハッチャケ具合も、ある種『トランスフォーマー』的で(笑)、隠し録り的にお遊びで唄ったものを使ったのでは?という憶測もあるようですが、おそらくそれは無いです。

自分は『トランスフォーマーアニメイテッド』(TFA)最終回のアフレコを見学させて頂いたのですが、『TFA』最終回OPの合唱も、本編同様にきちんとラステスを踏んだ上で本番に臨んでいました。
ハッチャケたノリは完全に音響監督ジャッジで、ラステス後「もっとふざけて良いよ」と岩浪さんが指示を出していたのを覚えています。

またOP部分の録音は本編が終わった後に引き続き行なわれ、その意味では「打ち上げ気分」で役者さんたちは歌っていました。
ちなみに『TFA』ではJamProを意識したパート分けを、ブースの中で役者さん達がその場で打ち合わせて唄っていましたよヽ(´ー`)ノ

もちろん、事前に各方面(特に音楽制作会社さん)に、通常の主題歌ではなく合唱にしたバージョンを使うという了解も得てのことです。

おそらく『てぃんくる☆』でも、それほど違わない作業プロセスを踏んでいるのではないかと思われます。
・・・多少誤解されている部分もあるようですが、つまりその場での思いつきやノリだけでは、こうしたことは出来ないわけです。
さらに『てぃんくる☆』最終回では作劇的な演出面とのマッチングも強いので、その仕込みも考えた時、このスペシャルOP・EDが本当に「スペシャル」なものだったことが分かるでしょう。

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山本天志さんが『ななついろ★ドロップス』の監督を引き受けたことは、女児アニメにとって重要な歴史的選択だった!

本日、『ジュエルペットてぃんくる☆』が感動的な最終回を迎えました。
自分は「完璧な最終回」にこだわる人間なのですが、『てぃんくる☆』52話はまさにその称号に相応しい内容だったと思います。
(ちゃんとしたインプレは、後日必ず……!)
そして、おそらく誰もが認める女児向けアニメの傑作名作と言えるでしょう。

ちょうど去年の今頃、『てぃんくる☆』が『ななついろ★ドロップス』のスタッフで作られると知り、大いに期待しました。
それはもちろん、『ななついろ』テイストの女児向けアニメへの期待だったわけで、第1話は期待したとおりのモノでした。
でもよくよく考えてみると、それは送り手受け手、双方に高いハードルを課すことでもあったと思うのです。

見る側は当然『ななついろ』と比較するし、送り手側も同じスタッフで臨む以上、『ななついろ』を超えたモノを送り出さなければイケナイ。
往々にして、こうした時のファンの反応は「やっぱり前作こそ至高ダナ」と身勝手な断罪を下すことが多いのですが、『てぃんくる☆』に関しては、そうした声をほとんど聴くことがありませんでした。
もちろん、自分も『ななついろ』をある意味で凌駕したと思います(それは、期待されたテイストをきちんとベースにしつつ、『てぃんくる☆』ならではのテーマ性を描き結末へとキッチリ、しかも1年の長丁場を掛けて導いたという点であって、どちらが優れているというようなことではありません、念のため)。

シリーズ構成の島田満さん、山本天志監督、キャラデの伊部由起子さんの見事なコンビネーションが、その高いハードルをクリアさせたのだと思います。
もしかすると、『てぃんくる☆』の企画を受けた時からある程度の手応えを持っていたのかもしれません。…なぜならアニメ版『ななついろ』後半(7話以降)は、ほとんど島田&天志コンビによるオリジナルと言って良いほど、原作ゲームのストーリーを換骨奪胎したものだったからです。
特にクライマックスの11話12話は、ぶっちゃけ原作と同じなのはすももが最後のしずくを取りにゆくことと石蕗が記憶を失うことくらいだったりします。
11話ラストの、1話と同じシチュを使った悲劇的なすももと石蕗の邂逅は、完全に島田さんの創作ですし、この回前半での幻想的なメリーゴーランドを使ったデートシーンも、山本天志さんのアイデアから生まれたシーンだったりするわけです(そのために山梨へロケハンしているほど)。

それだけのことをやりきったコンビが、実質的に完全オリジナルで物語を構築できるとなれば、単なる気概以上のものが生まれても不思議ではありませんよね。

また、島田さんは『ななついろ』で出会った山本天志さん&伊部由起子さんと『てぃんくる☆』を作ることが出来たと言われていました。
『ななついろ』での出逢いが、『てぃんくる☆』に直結しているのは間違いないところでしょう。

ところで、『ななついろ』のライナーでのインタビューにもありますが(久々に見直したら、編集の段階で自分でカットしてました(^^;; スミマセン)、山本さんは当初アニメ仮面氏から『ななついろ』ともう一つ別の作品のどちらかを…という形でオファーが来ていたそうです。
そこで原作を見て『ななついろ』を選んだということなのですが、もしそこでもう一つの作品を選んでいたとしたら──『てぃんくる☆』は無かったかもしれません!

つまりこの選択が、女児アニメ史に大きく影響を与えたわけです。…しかも、影響を与えた選択は、ジャンル的には女児アニメではなく深夜の萌えアニメ(しかもエロゲー原作!)という辺りが、もの凄くドラマチックにしてバタフライ効果的(笑)な面白さもあるワケです。

これこそまさに「その時、歴史は動いた!」(笑)。

『てぃんくる☆』がかなり女児アニメファンに受け入れられたことで、『ななついろ』がそのルーツとして再評価されつつあるようですが、こうした「偶然の奇跡」から始まったと思うと、なんとも感慨深いものがあると思いませんか?

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2011年3月27日 (日)

『ジュエルペットてぃんくる☆』設定資料集は、かなりの高密度な内容!まさに「伊部由起子アートワークス」。ファンならば絶対に買っておくベシ!!

週末に『てぃんくる☆』が全話DVD-BOXになるという電撃的なニュースも発表され、最終回を目前にして、また新た盛り上がりを見せ始めている『てぃんくる☆』ですが、その前哨ともいうべきグッズ類がアニメイトから色々と発売されました。

伊部由起子さん描き下ろしの版権をつかった布ポスター(タオル)も素晴らしいわけですが、やはり一番のマストアイテムは「設定資料集」ではないでしょうか。

ムービック(アニメイト)の設定資料集は、キャラ表をそのまま縮小もトリミングもせず、編纂という名のチョイスをしただけ(苦笑)というのが、良くも悪くもポイントになっているわけですが、今回に限ってはそのポリシーを破り、可能な限り多くのキャラ表を掲載しようという考え方をしています。

ご存じのように、あかり、ミリア、沙羅の魔法服は学年(英語で言うところのグレード)が上がるごとに文字通りアップグレードする、ある種言葉の引っ掛けになっていて、頻繁にスタイルがチェンジするのが売りでもあります。
で、それを64pの中で出来うる限り掲載するために、魔法服に関してはリサイズされて1pに2〜4枚分収録しているのです!
サイズが小さいことに不服を言う向きもあるようですが、ディテールが分からないようなサイズではないので、資料として充分の大きさでしょう。

また珍しく、作画時注意事項も掲載されていて、伊部さんが人間キャラを描く上でどこに注意を払っているのかも伺うことが出来ます。
・・・ちなみに、こうした作画時注意事項はどんな作品でも作られます。

本編やED等、頻繁に登場するSDキャラ──山本天志作品の特徴ともいえる──は、各キャラの表情集の脇にキッチリ描かれています。しかもなんと、祐馬くんまで!www
さすが、山本天志さんの真弟子!という「あうん」な感じがしますね〜ヽ(´ー`)ノ

あかりちゃんの表情集では、頬の染め具合についてもキャラ表である程度参考が作られていて、こうした部分にも拘りを感じる次第。

アルマについても、グランプリ出場バージョンのキャラ表まで収録されていて、レギュラーについては基本的な部分はほぼほぼ押さえた感じになっています。
なお、2クールまでの男装アルマですが、日付から察すると表情集は登場が本格的になる2クール終盤にあわせて作成された模様。
その設定のみ、〈オークションその他流出絶対禁止〉と(おそらく)赤字で書かれており、ネタバレを強く懸念していたことも分かります。

面白かったのは、モルダヴァイト校長の設定で、ギャグカットとして時折使われる超シリアス・リアル顔が、キャラ表段階で描かれていたこと(笑)。
アレはコンテ段階でのアドリブ的な物が初出ではなかったんですね〜。

ゲストキャラ関係は、マジカルエンジェルズ三姉妹(表情集がないのがちと残念!)やグランプリに出場したヒルデやサガンも収録。
どういうワケか(笑)ジュディについては充実していて、おそらく全設定が収録されていると思われます。

ただ、その他のゲストキャラ(あかりのクラスメイトや天秤ちゃんとかw)、あかりのバリュー私服設は残念ながら未収録。
でも、そもそも『てぃんくる☆』で設定資料集が出たこと自体ミラクルなことですし、他のタイトルの設定資料集で時折感じる「なんでこんなキャラ表が?だったら、もっと載せるべき物があるだろ!」という噴飯はまったくなかったですよ。

それから凄く驚いたのがジュエルペットたちの設定。
予想通り、ペットのキャラデザインは宮川知子さんの担当なのですが、キャラ表での日付をみると、全キャラとも前作からの流用ではなくて、『てぃんくる☆』(キャラ表上では仮タイトルとしてJP2とされている)用に新規にデザインし直していたんですね〜!

また、ペットたちのギャグ表現に関しての設定が追加で作成されてもいます。
日付がなかったので推測ではあるんですが、表現自体はこれも山本天志さんが好んで使うパターンのもの(真っ白になってしまう衝撃表現や顔に縦線&ジト目とか)ばかりで、本編作業の進行にあわせて、山本さんの演出表現により寄せるために作られたと考えられます。

そしてこの設定資料集の目玉の一つが、伊部さんによるあかりたちのラフスケッチ集。
自分も『ななついろ』のライナーの最終巻で伊部さん画のラフスケッチを掲載したのですが、『てぃんくる☆』でもラフの段階で(デザインがFIXしている、していないは別にして)すでにかなりのクオリティを保っています。
また、どのキャラも髪型に試行錯誤を重ねていたことが伺えます。
髪型はシルエット(アニメのキャラデザインは、シルエットの状態でキッチリ判別できることが、特にキッズ作品では重要なファクターの一つなのです)に直結する部分なので、やはりそこを強く意識してのことなのでしょう。

てなカンジで♪・・・そういった意味で、『てぃんくる☆』のキャラ表集であると同時に伊部由起子アートワークスでもあると言って過言ではないアイテムなのです!

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2010年9月 3日 (金)

ちょっと時間が出来たので、ブログ更新〜:水着キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ@今週の『てぃんくる☆』22話インプレ。[ツイッターまとめ&加筆修正版]

僕らの期待を裏切らない山本天志監督、まじ天使ヽ(´ー`)ノ 
てなカンジで♪あかりちゃんたちの水着姿サプライズに。オンタイムで観ていて驚喜しちゃいましたよ☆>『てぃんくる☆』22話
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先週の予告は、まるで水着カットがないかのようなKY編集にわざとしてたんダナ。きっと(笑)。そのフェイク感も、判ってしまうとニヤリでヨカヨカ☆
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しかも、あかりたちが水着になった瞬間の縦PAN3カットと、ラストのアップカット関係は明らかに作画クオリティが高くて、これはきっと伊部由起子さんが総作監入れてるに違いないヨ☆ヽ(´ー`)ノ
Jt2202その3人の水着のお披露目イメージ背カットでは、あかりと沙羅が恥ずかしがってるところが、これまがグー♪

また、二度目のマジカルエンジェルズ3姉妹登場回でもあります。
明らかに道場破りそのまんまの(笑)魔法勝負を続けきて、唯一の黒星を喫したあかりたちにリベンジを仕掛けてくるという、話の振り方としては初登場回同様のギャグタッチな対決話。
Jt2204あかりたちの前に現われたときの、お馴染みの無駄に長い(笑)名乗りポーズもノーカットだったり、まき散らしたバラの花びらを掃除させられたりとか、コメディリリーフ感もバッチリで、クライマックスまでは初登場回のキャラ性を重層させた持っていき方になってます。Jt2205

で、間抜けなライバルキャラのお約束として、キンギョ(じゃなくてクマノミw)ジュエルペットの忠告を聞かず、マリアンヌたち3姉妹がピンチになったところを、あかりたち3人が難しい魔法に頑張って挑戦して助けようとするワケですが、ここで注目なのは、あかりの懸命な態度にマリアンヌが心を打たれて力を合わせるというクライマックスへの持っていき方ですね。
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対決構図の娯楽編パート2かと思いきや、マジカルエンジェルズ3姉妹の新しい一面を垣間見せる話になっているのですよ♪
それでいて、やっぱり最後はタカビーな雰囲気で去って行く(笑)。
こうしたメリハリの付け方は、さすが金春智子脚本!

Jt2206そのクライマックスであかりたちとマジカルエンジェルズが協力する場面。両チームが手を繋ぐとスプリットされた画面から分割線が解けて消える演出は、おそらく『ななついろ』11話『乃木坂』1期3話で山本天志さんが使った、ふれ合い=気持ちの繋がり演出の応用と思われますデス。

「応用」といっても、技法的にはほぼ同じなんですが、『ななついろ』『乃木坂』ではプラトニックな男女の気持ちを象徴させていたのに対して、今回の『てぃんくる☆』ではライバル同士が気持ちを合わせるという、友情的な意味合いもある「手を繋ぐ」行為なので、そこを強調してるワケですね。

Jt2207こうした、ちょっと面はゆい映像的な感情表現と、ある意味真逆な(笑)俗物感バッチリの(誉め言葉デスよ!)明らかなサービスシーンが渾然一体となっている辺りが、山本天志作品のイイトコロなんですよね〜ヽ(´ー`)ノ

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2010年9月 1日 (水)

ジェルランド文字@『てぃんくる☆』は、すでにファンの間で概ね解読された模様。シャンポリオンな人たち、スゲー!

以前の『てぃんくる☆』関連のエントリーで「ジュエルランド文字は、きちんとした文字なのでは?」みたいなことを書いたのですが、やっぱりちゃんとした文字でしたよ〜!

ネット上では、すでに対照表まで作り上げている、シャンポリオン(エジプトの象形文字を解読した人)のようなツワモノさんもいて、超脱帽ですよ!!
実況とかでも、ジュエルランド文字が画面に出てくると、字幕を付けてくれるグッジョブな「翻訳家」さんもいたりしますし。

なんか10年前のグロンギ語解読ブーム(笑)をちょっと思い出したりヽ(´ー`)ノ
・・・あの時は、ヒヤリング解読主体でしたけど。

で、どうもジュエルランド文字はアルファベットを反時計回りに90度回転させたものをベースに字形が作られているようなので、画面に出てくる文字を回転させるとだいたい判読できそうな感じ?(でも、iとlが入れ替えてあったりと多少フェイクしてあるっぽいので、そこは注意が必要みたいデスが)。

この文字は、美術や本の内容として使われる張り込み素材、ルビーが持ってるiPhoneみたいなやつ(名前忘れた!・笑)の画面上でのフォントなど、徹底的に使われているので、ゼントラ文字やギルガメス文字がそうだったように、ジュエルランド文字(グリフとそれに対応する文字)のキャラ表があるのは間違いないかと・・・。
時に、かなりガッチリ書き込みをしていることもあるので、変換ソフト(というかパソで使えるフォント)まで作っていたりして??(文字のトレス線もあまり手描きっぽくないし・・・)

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2010年7月29日 (木)

ジュエルペットてぃんくる☆17話インプレ[ツイッターまとめ&加筆修正版]:宮崎なぎさコンテ回キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ &伊部由起子さん降臨!

今週の『てぃんくる☆』は、OPで最初から呈示されていた、あかりの誕生日のエピソードですが、これがもう、予想を大きく上回る文句の付けようのない完璧すぎる出来映え!
登場キャラクターも、あかり、ルビー、ラブラ、ペリドット、そして祐馬の5人に実質的に絞っている、極端にミニマムな構成ももの凄く効果を上げてますね〜。

Jt1704今日はあかりの誕生日。ウキウキ気分で目覚めたものの、家族は誰もおらず、お祝いに来てくれたルビーやラブラたちと自分のためにプレゼントを買ってパーティーしようと街へと出るあかり。そこで偶然、バスケの練習をする雄馬と出会い……という、オチには家族のサプライズパーティが待っていることは、割とミエミエだったりするのですが、この話のポイントは〈祝ってもらえないと思ったら、そうでなかった〉という、どんでん返し自体よりも、意外な形で、あかりと祐馬の心の距離がちょっと近づく部分に、金春智子さんのシナリオも宮崎なぎささんのコンテも大いにウエイトが置かれているわけです。

Jt1700展開的には、あかりと祐馬が共通の思い出を実は持っていて、それがあかりの祐馬へ想いを寄せるきっかけになった、ラブストーリーの王道まっしぐらなトコロがタマリマセン☆

Jt1703特にキモとなるのが、そうしたことが語られるあかりと祐馬の丘の上の会話。
ここでの、全体的に子供向けアニメとしては結構ギリギリのたっぷり間を取った二人のやりとりは、『ななついろ』2話の下校時のすももと石蕗くんの会話シーンを彷彿とさせる面はゆさ全開の編集!
『ななついろ』での間のこだわりは、山本天志監督が編集で付けたものだったとインタビューで言っていたのですが、『ななついろ』2話も宮崎なぎさコンテ回じゃあないですか!

Jt1702また、そのじれったいくらいの間を、キッチリ持たせるだけの表情芝居(いわゆる作画的というよりも、一枚絵で表情を魅せることが出来る画力)によって、あかりのドキドキ感が画面全体から伝わっても来ます。・・・今回は、伊部由起子さんが別格的に作監としてクレジットされているのですが、こうした要所要所でいわゆる総作監的なことをされているのでは? と思われます──山本天志監督は、伊部さんのこうした一枚絵作画の画力に全幅の信頼を置いているようですし。

こうした胸に染みいる表情づけとして、ラストで家族みんなからお祝いされたときの、涙を浮かべて顔をほころばせるあかりのアップも見逃せないですね。
Jt1707こちらは、まさに作画での感情芝居全開で、枚数的にも割合とここに集約しているような印象も受けます。

Jt1705一方ギャグとしても間を使っていて、祐馬があかりの言葉を勘違いしてバスケが好きなんだと返すカットでは、あかりの変顔もさることながら、その変化に合わせてのあかりの呻く声がイイカンジに間を取っていて、直前の乙女チック感からのギャップもミソ。

その祐馬についても、ちらりと語られる部分が色々あって──両親と死別しているとか、最近はバスケの練習に出ていないとか──、そこにあかりが気持ちを寄せたり、クライマックスのバスケの試合では祐馬があかりのためにシュートを決めたり(『若大将』シリーズばりのwベタな展開ですが、そこが逆にイイ!)と、シリーズの恋愛ドラマとしての側面がアピールされたエピソードにもなっています。
Jt1706同時に、Bパート冒頭のジュエルランドの謎の少年とダイアナのカットが、非常にミステリアスな印象を残します。
普通に考えると、このカットの流れは祐馬と謎の少年は別人という風に見えるのですが・・・。
祐馬がバスケの練習に出ていない理由というのも、シリーズとしてのなにか伏線になっているような気がします。

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2010年7月22日 (木)

ジュエルペットてぃんくる☆16話インプレ:・・・週末はキュアサンシャイン祭だったけれど、まずは、くぎゅアンヌ誕生ですっ!!ヽ(´ー`)ノ

世間ではキュアサンシャインで話題沸騰の今週ですが(つか、自分もそんな感じではあったりしますけどw)、忘れてならないのが『てぃんくる☆』16話!
Jt1607
前回ラストにババーンと登場した、エクセレント学園のマジカルエンジェルス3姉妹の、活躍編ですよ

Jt1600_2話自体はシンプルで、マジカルエンジェルス3姉妹がその実力を鼻にかけて、あかりたち3人にウエディングドレス製作の勝負を挑むというもの。

格好良く引いた割には、3人ともギャグメーカーというか、いわゆる噛ませ犬キャラ(笑)でして、実力があるのかないのかイマイチよく判らんというお約束のキャラ付けが、もうイカしてます!ヽ(´ー`)ノ

Jt1606当然ながら、長女マリアンヌを演じるくぎゅ嬢の、高慢ちきな演技がハマるハマる!
深夜の萌え系作品ではすっかりお馴染みなのですが、女児向けアニメで聴くと、なんとも新鮮ですね☆

Jt1603_2また、少女マンガによくある噛ませ犬ライバルキャラのお約束で、あかりを勝手にレオンとの恋のライバルであると思いこんだり、微妙に卑怯な手段をとったり、ことあるごとに爆発→アフロヘアー化と、イイカンジなマヌケ悪役ぶりもポイント高し。
いちいち名乗りポーズを上げるバカバカしい辺りもOK!

そんな展開なので、「魔法勝負」といってもあまりバトルとか対決という雰囲気にはならず、愉快で楽しいテンションとなっているのが特徴です。

ストーリー的には娯楽編なのですが、細かい部分でちょっと仕掛けている感じのするところもあります。
一つはマリアンヌたち3姉妹が、人間界でもレオンと知り合いであり、どうやらマリアンヌガレオンに片想い(おそらく、ミリアよりも強く想っている感じ?)している点。
先にも書きましたが、マリアンヌはあかりを恋敵と思いこんでいる節があり(今回の勝敗のジャッジで、レオンがあかりを勝者に上げたため、確定的になっていると想われます)、その面での掘り下げが期待できそうな予感☆

そして、ラストでダイアナが黒マントの少年(祐馬くん?)のパートナーとして登場したことも大きなトピック。
彼がレオンと対比的な色指定になってもいたので、全シリーズで兄妹関係だったディアンとダイアナが、それぞれ二人のパートナーであるのにも何か仕掛けがあるようなないような??

Jt1605さらにもう一つは、マジカルエンジェルス3姉妹に勝負を挑まれた際の、彼女たちの挑発的な態度にぶち切れて力を合わせる、ミリアと沙羅のシーンです。
慇懃無礼な次女、カトリーヌや小生意気な三女、アンジェリーナというキャラ付けが、根本的に沙羅とミリアのカブセを狙っている感じがあり、二人の態度に“自分のことを棚上げして”(笑)激情するという流れなのですが、すんなり“あかりと力を合わせよう”となる点に(展開をシンプルにする意図もあるとは思いますが)、当初はバラバラだった3人の距離がかなり近くなったと感じさせます。

Jt1701_2・・・完成したウエディングドレスを着たあかりを見て、沙羅が頬を赤らめるカットが、結構そこも象徴している気がしましたデスよ(百合っぽいという話もありますけどwww)。

Jt1604同時にマリアンヌに対して、素で感心したりしてしまうあかりの天然な態度が、初期話数でミリアや沙羅に接した時とまったく同じである点も、そんな変化を見る側にフト意識させてくれるわけです。

というワケで、次はいつマジカルエンジェルスが登場するのか判りませんが、タマに出てきて引っかき回しつつ、マリアンヌのレオンに対する片想いも今後掘り下げてくれるとイイナ!とか思う次第で御座います。

Jt1608・・・ところで、キャラの雰囲気を見ている限り、この三姉妹のデザインは宮川知子さんっぽい感じもありますが・・・果たして???

で、次回はいよいよ登場!宮崎なぎささんのコンテ回ですよ!!
サンシャインで盛り上がる『ハトプリ』もですが、『てぃんくる☆』も目が離せません!

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2010年7月11日 (日)

『ジュエルペットてぃんくる☆』15話インプレ:夢色ジュエルペット&くぎゅ声ライバル参上!でドッキ☆ドキ!ヽ(´ー`)ノ

先週のミリアの過去話では、定番なタイムパラドックスネタ(ミリアが過去で母親にプレゼントしたブローチを、今度は母親がプレゼントする)をストレートにオチとして持ってきて、感涙を誘わずにはおれない綺麗なエピソードなどなど、2クール目に入って、色々と馬力がさらにかかってきた感じもしている『てぃんくる☆』。

Jt1508
今回は、ジュエルペット(ルビー)主体のお話ですね。
ルビーがお菓子作りを頑張ったり、見栄を張ったためにスイーツバトルの模擬戦に出場するハメになったりと、なにやら某『夢色』げな(笑)内容ですが、構造的にはあかりと一緒に頑張るような形になっていて、ちゃんと人間キャラの見せ場もあってOK。
Jt1502_2
特に、クライマックスでのリクエストスーツ対決で、クッキーを作ってと、あかりがルビーにリクエストする展開(二人が会場の客席とステージの間で、O.L.のアップショットで見つめ合う心の繋がりを見せる構図もバッチリ)も、スタンダードであるからこそ、グッと来ちゃいます。

Jt1505_2ライバルのジュエルペットから挑戦を受けたシーンでの、ぶっ飛ばされたルビーをあかりが追いかけてキャッチする(「るびぃ〜〜」というヘロヘロな演技wもナイス)繰り返しギャグや、Jt1501観戦中に客席を実況カメラが撮すと、ミリアがカメラに向かって手を振っちゃったりとか、ラストカットの「つづく!」というブットイ作画文字など、小技もイイカンジ。

Jt1507冒頭でクッキー作りをするあかりに、ルビーが「祐馬くんのため?」と冷やかされて、頭が沸騰しちゃうスラップスティックな見せ方もヨカヨカでした。

&今回から登場のライバルジュエルペットの一人、アメリがよもやの悠木碧タンで、マジで『夢色パティシエール』ですよwwww

しか〜し、一番のトピックはラストにババーンと現われた人間キャラの新ライバルトリオ=マジカルエンジェルズの三姉妹(公式サイトの次回予告のあらすじによる)。
その上、長女のマリアンヌは、ツンデレマイスターのくぎゅ嬢!

Jt1500正直な話、ジュエルランドの魔法学校はあかりたちの通っている学園だけなのだろうと勝手に思いこんでいた部分もあったので、「やられた!」って感じですよ。
まさか、別鯖(笑)があったとは!
シリーズ構成的にも、あかり・ミリア・沙羅の3人が親友でありライバルとして、助け合ったり張り合ったりしながら成長してゆくための仕掛けとしてのジュエルスター・グランプリだと思ってもいたので、シリーズの展開そのものとしても「こう来たか!」と。

・・・学校対抗というシチュエーションも加わって、ますます『ななついろ★ドロップス』な感じに(笑)。

残りの二人のキャストが誰なのか?今から来週が待ち遠しい限り♪

Jt1503ところで、今回の模擬戦で登場したラウンドガールのジュエルランドのケモノ女性(デザインもカワユス)がもっていた、ラウンドボードの文字がどうやらちゃんとラウンド数だったようで、Jt1506実はジュエルランド文字は、ゼントラ文字とかギルガメス文字みたいに、アルファベットとか50音文字に対応しているのでは?と感じた次第。
女性と男性で、魔法詠唱スペルを変えているくらいのスタッフですから、不思議じゃないですよね。

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