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2010年8月19日 (木)

今年の夏コミ一番の収穫!馬越嘉彦原画集のレビュー:個人的に「オオ!」と思ったのは、『ハトプリ』23話、病室で恐怖に苛まれるさつきのL/O修正でしたよ。

コミケカタログ発売時期前後に、ネット上でチラリと見かけて知ったコミケ初日での馬越さんの原画集発売。
自分も初日がサークル参加で、しかもサークルチェックしてみれば、馬越さんの原画集のサークルさんと極めて近い!
これは、日頃の行いの良さの賜物?(笑)
Uma00
てなカンジで♪ 珍しく企業ブース直行ではなくて朝イチに馬越さんの原画集を買いに並んだわけですが、正直ここまで『ハートキャッチ』が多いとは思いませんでした〜。
内容についてはサークルカットには示されておらず、時期的なことから『キャシャーンSins』6〜7割、『ハトプリ』は2〜3割くらいかしらん?とか思っておったわけです。ま、『キャシャーンSins』も好きだったので、それでも全然ノープロだったんですが。

まずこれ用に描き下ろされた12p.分のカラー口絵全部が、『ハトプリ』関係なワケでして、さらに馬越さんの色に対する考え方も伺えて、そこも興味深い貴重なイラストとなっていて、いきなりハートをキャッチされまくり(>▽<)

Uma02原画も、『ハトプリ』パートの扉は読売新聞用の版権のラフ原画だったり、3度目の作監担当回である23話(=キュアサンシャイン初登場回)も掲載されていて、そのタイムリー具合に仰天ですよ!ヽ(´ー`)ノ
・・・まぁ原画作業はオンエアの1〜2ヶ月くらい前には終わってるはずなので、極端なタイトスケジュールではないと思いますけどw

つか、そもそも表紙が実は口絵のブロッサムとマリンのシルエットということで(でも、そのことは家に帰ってきてから気がついたww)、そこからしても『ハトプリ』メインの編集を主張しているわけですよ。

Hcpc2301その『ハトプリ』パートで一番感銘を受けたのが、実はブロッサムやマリン、サンシャインではなくて(笑)、23話の病室で不安感からわき上がってくる恐怖に苛まれる、さつきと、そこに不気味に現われるサソリーナのL/O修正。Hcpc2302
23話の演出は、5期『鬼太郎』で1・2を争うガチなホラー演出を見せつけていた畑野森生さん(陰魔羅鬼やくびれ鬼の話を担当)でして、病室の中を、広角アングルで逆に狭苦しい閉塞した陰鬱な印象で見せた上に、さつきに激烈に虚ろな表情を付けることで、彼の不安定な心理状態を描いている、23話の中でも屈指の名場面なのですよ。
この辺の、心に内在した不安感から絶望的になるといった表情芝居の付け方は、『鬼太郎』62話(くびれ鬼の回)でもみせておりました。

Uma01オンエアを見たときは、そういった流れから非常に畑野さんのカラーが強く出たシーンでもあるなぁと感じていたのですが、馬越さんのL/Oを見て、あのジリジリと迫る恐怖感は、畑野色+馬越さんの鬼気迫る表情作画との相乗効果によるものだったのだと判った次第。

虚ろでありながら、カッと眼を見開いた表情芝居の見事さには、言葉も出ませんヨ!!!!

こういう時、よく「画力」という言葉が使われますが、これは「画力」を超えたまさに「演技力」に他なりません。
アニメーターは絵描きではなく役者であるというのが持論でして(これは、何人かお話をしたことのあるアニメーターさんや演出家さんも同じような意見です)、まさに馬越さんが名優であることの証と言えるカットでしょう。

Hcpc2300またプリキュアに初めて変身したいつきが、「キュアサンシャイン」と自ら命名するカットの原画も掲載されていて、そこでの軽く思案する表情の、気持ちすました抜群な表情の原画も見ることが出来て、そこもヨカヨカ♪

Uma03この23話のサンシャインの初バトルは、彼女の台詞に併せてさつきの心象を象徴するような戦闘空的な暗雲が綺麗に晴れて(ここで柔らかい笑顔で空を見上げるサンシャインの芝居が、とてつもなくイイ!・・・ここの原画も収録されてました☆)Hcpc2303晴天の青空に切り替わる見事な演出になっていて、そこから圧倒的な戦闘力でデザトリアンに立ち向かうサンシャインの高いカタルシスも見事だったですね〜。

話を原画集に戻しまして(笑)、意外と『どれみ』(しかも「カエル石」!)にもページが割かれていて、本編の原画や版権関係のラフ画も多く掲載されていたのも良かったですよ。

・・・ただ『キャシャーン』は逆に予想していたよりもページ数が少なくて、掲載原画もOP関係のみに終始していたのが、ちょっと残念だった佳奈?と、贅沢なことを言ってみたりして(^^;;

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