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2010年7月16日 (金)

『デジモンクロスウォーズ』2話インプレ:早速来ました☆嗚呼、久々の燃える貝澤演出回!

デジモン=フジテレビのイメージを刷新する、テレ朝での新『デジモン』シリーズの『クロスウォーズ』。
とはいえ、主な各話スタッフは『怪談レストラン』からのメンバーよりも『鬼太郎』班から流れてきた(要するに、かつて『デジモン』を担当していた)人たちが多くて、安心しつつ、その一方でシリーズ構成の三条陸氏や、シリーズディレクターのえんどうてつや氏は『デジモン』は初めてなので、そんな新旧スタッフの“デジクロス”(笑)も楽しみなところ。

その2話で、早速そうした“デジクロス”が実現〜☆
三条氏のシナリオ+貝澤さんの演出、というコンビ自体は『鬼太郎』でお馴染みなので、互いに勝手知ったる部分はありつつも、『デジモン』に於いてはズバリ新旧顔合わせですからね。
余談ですが、作監はやはり『鬼太郎』で一緒だった仲條久美さん(貝澤演出回だと、あのシュールな怪作、あなぐら入道回の作監さん!)、さらに『貧乏姉妹物語』でシリーズを通して貝澤さんの名アシストを務めた鈴木裕介氏が演出助手という布陣である辺りもミソですよ。

で、『クロスウォーズ』は『デジモン』の王道的な構成(というか、異世界ものの王道と言うべきですね)で、1話はタイキたちがデジタルワールドにやってくるまでのお話だったので、2話はデジタルワールドがどういう場所で、シャウトモンがどういうキャラなのか?みたいな部分にフォーカスされる展開になっております。

Dc0206その意味では、おそらくコンテもシナリオ通りだと思うのですが、シャウトモンの普段のコミカルさやバトルでのスリリングさ、カッコ良さと言った部分について、シナリオ以上に振れ幅を大きくしている印象がありますデス。

Dc0204例えば、シャウトモンがタイキとアカリの喧嘩を仲裁して、どうにか彼らを引き留めようとする際の、アカリのプンスカ涙目顔や間に挟まれての、シャウトモンのヘンチクリンなポーズ〜手を振ってさってゆくタイキたちのいたずら描きのようなシャウトモンの脳内想像図など、ちょっと『マリガリ』的なバカバカしい感じが、まずキャッチー。

Dc0203また、夜に微笑の里から去って行こうとするタイキにすがりついて留まるよう懇願するシャウトモンや、追ってきたアカリの、引きFIXでのシルエットを基本(このシルエットの使い方こそ、まさに貝澤演出!)にして、各キャラのアップカットを適宜抜くカット割りなどは、シルエットで見せる動きとしてのコミカルさと、キャラの実はシリアスめな感情線を上手くミックスさせている感じがしました。
そのシルエットも黒ベタではなく、グラデーション処理されているところが星空の薄明かり感が出て、イイカンジでした。

そうした中で、もっとも白眉だったのが、デジタルワールドが異世界であり、リアルワールドに戻れないのでは?という説明としても機能している、アカリが携帯で電話してみるシーン!Dc0201
携帯が通じず、そうした不安が一気に噴出して涙が溢れるワケですが、ここで待ち受けに使っている“アカリのありふれた日常のスナップ”の液晶画面に、涙を浮かべたアカリの悲しい表情を映り込ませることで、グッとリアルワールドへの郷愁感も強める見事なレイアウトに感服。
もちろん、溢れんばかりの涙を堪えようとするアカリの表情も抜群!

Dc0205後半でもアカリは、バグラ軍団に追われるシーンでゼンジロウと二人で涙がちょちょぎれるという演技付けがされてますが、こちらは敢えてギャグタッチにしてあり、戦闘を体験しての恐怖と言うよりも、遊園地の絶叫マシーンに乗っているかのような恐さ──それは、デジタルワールドでの(とりあえずの)戦いに、ワクワク感を持たせる意図もあると思います──として描いており、そうした涙の使い分けもポイントですね♪

クライマックスでのシャウトモンとバリスタモンのデジクロス〜バトルアクションも、カッコイイの一言。シナリオ通りと思われる、前半バトルでのパチンコ攻撃を上手く利用した戦い方でのカタルシスや、必殺ビームを敵デジモンにぶち込む際の光球が走るカットの力強さなども良かったです。
Dc0202それとは別に、次回がバンク込みで見せ場となるはずのキリハとパートナーデジモンのバトルも、必殺技などをシルエット処理にしてミステリアス感&次回への惹きにもなっていて、この辺の描き方も抜かりない感じですね。

考えてみると、バトルアクションを格好良く見せることが第一義の貝澤演出は、かなり久しぶりで(『鬼太郎』52話以来?)、そんな燃える演出とキャッチーなコミカルさの絶妙なバランスにタマランものがありました。

『マリガリ』と併行して、ローテーションで入ることになるのか?そこも今後の楽しみですよ。

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