しゅんそう・ぶろぐ

特撮ファンとしては、一度は行っておきたいロケ現場──猿島！

特に『仮面ライダー』（元祖のシリーズね）で、幾度と無くショッカーのアジトや秘密基地の所在地として登場したことで有名でして、まさに悪の聖地といったトコロｗｗｗｗｗ

というワケで、昨日初めて猿島へと行ってきました。
色々な特撮ファンの方がやはり猿島探訪のレポを結構アップされているのですが、だいたい多くの場合「観光地化されすぎてて、廃墟感や奇景観が皆無でサイアクなんですけど〜＿|￣|○」みたいな、ネガキャンかよ!?と突っ込みたくなるものばかりなのですが、どうしてどうして。
確かに、船着き場とそこに隣接されている海水浴場は、平日でも相当に賑わっていて（行きの船は、海水浴＆BBQを楽しもうという家族連れや学生とおぼしき若人たちでほぼ満員だった）、秘密基地気分などは皆無ですけどね。

でも肝心の旧日本軍基地跡（島の内陸）は、ほとんど人がいないし、思いのほかミステリアスな雰囲気も適度に残っていたりして、散策するにはイイカンジ。
それなりに、ロケ当時の面影も残っているし（横須賀市としては、一応歴史遺構として保存しているスタンスなので、観光地として再開発しているというわけではないのダ）、煉瓦造りのトンネルや交錯している三叉路などは、特にそうしたエキゾチックで不可思議なテンションにさせてくれます。

この島は、夕方以降は完全に無人化するので、トンネルなどには最小限の照明しか敷設されていないので、案外と薄暗いんですよ。
また、トンネルに続く切通しからは山の匂いに変わる上に、真夏の炎天下でもグッと涼しくなって、こうした体感的な違いも、ちょっとした探険気分を高めてくれたりヽ(´ー`)ノ

島では２箇所ある岩礁にも降りられるようになってて、そこでは磯釣りを楽しむ人たちが数人。
自分は、沖を行く貨物船などをぼんやりと眺めてみたりと、島の休日っぽい気分も堪能☆

そして、司令塔へと足を運んでみたわけですが、今は登ることが出来なくなっていて、それだけが残念！
司令塔に登ることを楽しみにしていたのですが、ブラック将軍やガニコウモルの気分は味わえませんでした（泣）。
21世紀に入ってからの特撮ファンの探訪レポでは、登れると書かれているので、近年になってから立ち入りを禁止にしたのでしょう。
近づいて良く見ると、手すりや補強されたパイプなどは、結構ダメージが来ているようにも見えて、屋上部分のコンクリートも崩落する恐れもあるのかも知れません。

そんな具合で、２時間くらい島をグルグルと歩き回って、夏の日の休日を楽しんできました。
天気も良かったので、結構日焼けした佳奈？？ヽ(´ー`)ノ