3話連続でフランソワーズのターン!ヽ(´ー`)ノ
もうすぐフランソワーズの誕生日。ソフィアたちやバニーズたちは、もちろん招待されているのだが、なかなか良いプレゼントのアイデアが思いつかない。一緒に暮らしているはなうさ・ももうさ、ストロベリーうさ・ブルーベリーうさも、面と向かって欲しい物を聴くことが出来なかった。ソフィアがモネ先生に相談すると、真心のこもった手作りの品が良いだろうと答えた。すぐにお菓子作りを思い浮かべたソフィアだったが、それとはひと味違う物をプレゼントしたいと考えるのだが──。
今回は、フランソワーズの誕生日のプレゼントを巡って、アレコレ思いや悩むソフィアやバニーズたちを軸に、話が進行してゆきます。
そこに、前回に続いてアルプスの少女(リディ)とニアミスするサブエピソードを織り込んだ展開です。また、リディが作っていた花の冠が、フランソワーズへのプレゼントのアイデアになる(決して、パクったとか言ってはいけない!ww)流れも美しいですね〜。
そういう意味では、割合と他愛のないエピソードではあるのですが、バニーズたちの気持ちコミカルで可愛らしい演技(ソフィアと同じポーズでため息をつくしろうさ・くろうさ、フランソワーズと同じように髪を解きつつひそひそ話の女の子バニーズたち、車の影から顔を出してからディーヤさんさんへ寄ってゆくバニーズたち等々)や、前回からの流れもあって、微笑ましくて気持ちが温かくなるお話に仕上がっております。
手作りのプレゼントということで、お馴染みのスイーツ作りだけでなく、デコによるティアラ作りという、ちょっとマーチャン絡みっぽい(?)内容なのですが、そのティアラのアイデアとなるのが花の冠という辺りが『フルール』のテーマに巧く即している感じです(これは、7話での押し花を使ったグリーティングカードにも当てはまりますネ)。
さらに6話に続いて歌も登場!
曲は「♪大切な物、みつけよ〜」のものですが、今回は新しい『フルール』仕様(笑)の歌詞になっており、これもポイントが高いです。
・・・案外と『フルール』では、積極的に劇中歌を導入してゆくのかも知れません。
また、この回では2度夕景が出てくるのですが、冒頭でのソフィアとしろうさ・くろうさが、プレゼントのことに悩むシーンではそうした“物思いに沈む”ニュアンスを強調し、クライマックスのみんなで手作りのプレゼントをソフィアの家に持ち寄るシーンでは、翌日(フランソワーズの誕生日当日)への期待感を強く感じさせる意味合い──つまり、早く明日になって欲しいという意味合いでの夕焼け──と、真逆な形で用いられているところがミソ。
この対比が、そのまま今回の話の起伏でもあるわけです。
なお、この話のラストで誕生日プレゼントに感激したフランソワーズが、みんなをアルプスの別荘へ招待するという振りになって、9話へと続く恰好になってもいます。
細かいところですが、今回モネ先生が髪をアップにした姿が初登場。
初見の時はコンテか作画でのアドリブかとも思ったのですが、次の9話でもこの姿でのカットがあるので、髪が邪魔になりそうな作業の時は、結んでアップにするという指定があるのかも知れません。
それから、モネ先生からアドバイスをもらった後、スイーツ以外のプレゼントをもう一考するソフィアのお悩み表情が、ゲキレツにカワユ過ぎでしたヽ(´ー`)ノ
もう一点、誕生パーティの場面でのシャルロットの「(私が)味見したもん」というセリフが、トッポイというよりも「味見係」として一役買ったシャルロットなりの“プレゼント作りへの協力”を顕わしていて、これもまた微笑ましい限り(*´Д`)
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