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2009年3月17日 (火)

バレンタイン@鬼太郎

そろそろと溜まっている『鬼太郎』のインプレを再開していきたいと思いますデス。
で、まずは放映から1ヶ月ではありますが(トホホ)、男児向け作品としては、割合と珍しいバレンタインデー・ネタの95話から。

Neko9501バレンタインデーが近づき、ネコ娘は鬼太郎に手作りチョコをプレゼントしようとハッスルするがまったく上手く行かず、失敗の連続。そこへ雪女の葵が、手作りチョコを持って現れた。その出来の見事さにネコ娘は焦りまくり、人間の友達・頼子に相談しようと電話をかけた。だが電話の向こうの頼子の様子がおかしい。彼女の元に駆けつけたネコ娘だったが、奇妙な甘い匂いの空間に閉じ込められ、頼子たちと同じくあめ玉に姿を変えられてしまった。それは、西洋妖怪のパンサーとザンビアの仕業であった。一方、鬼太郎は頼子の妹と弟から姉を捜して欲しいという依頼を受け、調査に乗り出していた。

放映日(2/15)に合わせての、バレンタインデー話ということで、ネコ娘だけでなくザンビア、葵の三大ヒロイン(?)をフィーチャーした形のお話ではありますが、ネコ娘の主役回か? というと(シナリオ段階での意図はさておき、少なくとも完成映像では)それほどでもない印象です。

Neko9502ネコ娘がバレンタインデーに手作りチョコを造ろうと四苦八苦したり(この時の超絶な変顔や、不気味なオブジェ状態の失敗作の数々などは、もうケッサク!)葵の芸術品ともいえるチョコをみて、愕然としてしまうといった、ラブコメ作品のお約束シチュエーションで推してゆく前半ではありますが、ネコ娘はパンサーの餌食となってしまう展開でもあるので、むしろ鬼太郎がネコ娘を助けるために奮闘する、といった印象が意外と強いですね〜。
Neko9505・・・これは、中盤のザンビアが鬼太郎にあめ玉化したネコ娘を見せた際の鬼太郎の反応や、その直後パンサーの妖術で空中に張り付けになりながらも、「その子達を……ネコ娘を返せ!」と凄味をきかせる辺りが、非常に象徴的で、ある意味で“(少年マンガらしい)守られるヒロイン”としてのネコ娘を描いているともいえるでしょう。
また、クライマックスでの完全態となったパンサーと鬼太郎たちとのバトルシーンも結構長く割かれており、ネコ娘(と少女たち)を取り戻すための戦いという、一種の王道的なヒーロー性も感じさせます。
演出は、2度目となる小牧文さんですが、初演出の83話同様に、ヒーロー性の高いバトルアクションのシーン建てがポイントになっている気がします。

とはいうものの、途中でザンビアもパンサーの罠にハマってあめ玉化(パンサーがベアードのために百年鍋を作ろうとしてないのは、最初から明白なのですが、具体的にパンサー自身のセリフとして「打倒ベアード」的な下克上の発言があったのは、西洋妖怪軍団の内情を感じさせて、すごく良かったです)して、Neko9507二人で協力してパンサーを弱体化させる、ネコ娘の“イマドキの強いヒロイン(プリキュア的とでもいいますか(笑))”ぽさもきちんと見せていて、そのバランス配分もイイカンジ。

Neko9506また、あめ玉化したネコ娘とザンビアが口げんかしあうシーンでの、幽体状態のような見せ方も面白かったデス・・・これは、コンテアレンジだったの佳奈??

今回はザンビアも彼女のベアードへの盲目的な想いをパンサーにつけ込まれるワケで、これまで(小さい子からみると)単純に嫌な娘でしかなかったザンビアも、きちんと彼女なりに好きな人を慕っていたり、そのために頑張ったり、Neko9512ネコ娘と同じように妄想したりw──ベアード様の「ザンビアちゃぁぁぁぁん♥」に大爆笑!──と、憎めない女の子だという、一種のフォローがなされてる部分もあります。
これは、単にネコ娘と協力し合うシーンだけに留まらず、Neko9509ラストで鬼太郎とネコ娘、ベアードとザンビアのそれぞれの2ショット場面を対比的に見せて締めくくるところにも現れている感じがあります。

敵妖怪のパンサーに子安武人氏というキャスティングも絶妙で、直接的に女の子達をたらし込む展開ではないにも拘わらず、そのキザな二枚目演技のお陰で、強烈に“女の敵”っぽい雰囲気を強めておりましたヽ(´ー`)ノ

細かいところでは、横丁に遊びに来た葵が、えらくキャッチーな洋装スタイルで、鬼太郎に向かって「どう? 人間の服(似合ってる?)」というセリフがまた、ポイント高し!
Neko9503可愛い洋服を着て登場、という(三条陸氏らしいw)サービス性は脚本通りのような気がしますが、普通は脚本に衣装のデザインを細かく指定することはない上に、小牧さんはネコ娘の新秋服をコーディネートした方でもありますから、おそらくこの葵の服装デザイン(参考程度かもですけどね)も、小牧さん自身の考えに基づくのではないかと・・・。

その後のネコ娘が行方不明とは知らず、姿が見えないことにガッカリする時の葵のセリフが「せっかくからかいに来たのに、つまんないの!」と、むくれちゃうワケで、もう明らかに葵は鬼太郎に気があるわけではなく、単にネコ娘を弄びたいだけの(笑)、ラノベで言えば「イタズラ大好きな、トラブルメーカー的お姉さん」みたいなノリだったりするところが愉快♪
さりげなく、ネコ娘の真の恋のライバル=ミウとの立ち位置の差別化を行っていて、実にゲイコマ。

最後の方で、アマビエもかわうそにメチャクチャ小さいチョコを渡すカットがあるのですが、「100倍×100返し」と書かれた紙を持ってる辺りも、らしくてグー! ・・・「義理だからね!」と念を押しつつも、なんだかんだでちゃんとあげる、その気持ちが可愛らしいナァ〜〜☆ アマビエかわいいよアマビエ(*´Д`)

Neko9513ところで、人間側のゲストとして登場するネコ娘の友人、頼子ちゃんですが、公式サイトのあらすじをみると「アルバイト仲間の」と書かれており、どうやら中学生ではなくて、少なくとも高校生以上の年齢設定のようです・・・でも、同じ中の人が演じているクール&スパイシーな小学生の方が、年上っぽく見えますナ(笑)。

Neko9510なお、その頼子の妹・弟役は、クレジットにも出ている通り、マクドナルドのキャンペーンで当たったお子様たち。役名も本人と同じにしてありました。良い記念になったのではないでしょうか。

ちなみに、一件落着したところで「今日は2月15日だ〜!」と、ネコ娘を始め女の子達がガクゼンとなってしまう、放送日にシンクロさせたネタも面白かったですヨ。

Neko9508それにつけても最初から最後まで、バレンタインデーが何かを知らずにいる鬼太郎の朴念仁ぶりがサイコーにケッサクで御座いましたヽ(´ー`)ノ

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