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2008年9月21日 (日)

バニーズどうでしょう「ヨーロッパ完全制覇の旅」ヽ(´ー`)ノ

3週分貯め込んでしまった『シュガーバニーズ ショコラ!』のインプレ。ようやくアップでございます。・・・連続ストーリーなので、またまとめてお送りしますデス。

Sbc2201ソフィアたちとお別れしたくないしろうさ・くろうさたちは、今も人間界に残っているというバニーズに話を聞くことにした。それぞれのパートナーに事情を説明した後、まずは町中を手分けして、まだ見ぬバニーズ捜すことに。そんな彼らと入れ違いに、ニコラがソフィアの家へと戻ってきた。ニコラはパリで出会ったバニーズの、たびうさ・かぜうさにせがまれて、しろうさ・くろうさたちに引き合わせるために戻ってきたのだという。(22話)

たびうさ・かぜうさこそ、女王様と別れて人間界に残ったバニーズだった。その経緯を聞くと、どうやら人間界の観光ツアー中に、たびうさ・かぜうさは女王様たちとケンカしてしまい、その勢いで人間界に残ってしまったらしい。そのため本当はバニーズフィールドに帰りたいと思っているようだった。バニーズフィールドを懐かしむたびうさ・かぜうさのために、ソフィアはスイーツを作り元気づけることにした。(23話)

バニーズフィールドに帰りたがっているたびうさ・かぜうさのために、しろうさ・くろうさたちは女王様と仲直りするためのアイデアを考える。手紙や旅のおみやげなどのアイデアが出たが、どれもすでにたびうさ・かぜうさは実行済みで、女王様からの反応は一切なかったというのだ。ピエールやフランソワーズたちにも相談しようとニコラは言うが、バニーズたちはまだちゃんと事情を子供たちに説明していなかった──。(24話)

Sbc2203『ショコラ!』後半は、完全に(時制面でのシチュエーション的に)連続したストーリーへと変化したようで、22話〜24話も、21話からそのまま繋がっている形での話となっています。
また、21話でニコラが出会った、たびうさ・かぜうさを軸に置いたエピソードでもあります。

そのたびうさ・かぜうさがプランニングした「ヨーロッパ・ルンルン滞在プラン」は、オランダ〜ドイツ〜イタリア〜フランス〜スペイン〜ポルトガルと南進→西進のルートを取り、その後にイギリスとアイルランドへ訪問というツアーだったようです。またイギリス・アイルランドを除いて(ポルトガルからは飛行機で移動?)、ルートとしても一応破綻無く設定されてます。
もっとも北欧は含まれていないので、別に『水曜どうでしょう』の「ヨーロッパ完全制覇の旅」よろしく、無意味に(笑)EU圏全国家の入国制覇が目的だったわけではないようですがヽ(´ー`)ノ

Sbc2300ただ、スケジュールが相当強行だった感じなのは、女王様だけでなくいっしょに同行していたバニーズたちの台詞からも伺えまして、きっと「滞在」と銘打ちながらも、結局どの国もトランジットレベルでの通過(まさに『水どう』的な旅www)だったんだろうナァ〜、と。もしかすると、宿は毎日「ここをキャンプ地とする!」みたいなノリだったのかも知れないですし(゜∀゜)
・・・『水曜どうでしょう』知らない人、ゴメン!ヽ(´ー`)ノ

ところで、この3話分でさりげなく、たびうさ・かぜうさがニコラのパートナー的な立ち位置として扱われるようになっているのもポイントです。
24話でニコラが女王様とたびうさ・かぜうさの仲直りの解決策の糸口を呈示するなど、シナリオ段階でもある程度そうなるシーン割りの想定がなされているとは思うのですが、この回のラストではソフィアとしろうさ・くろうさ、ニコラとたびうさ・かぜうさの立ち位置が線対称になるようなレイアウトになっていて、ニコラとのコンビ性を言外に表しています。
Sbc2405
ここでの、引きのカットでのソフィアの台詞に合わせた細かい動きのつけかたも、もの凄く可愛くて、しかもナチュラルという、演出・コンテと作監を一人で務める鈴木大司氏の担当回らしい演技付けになっています。

さらに、ディーヤさんと女王様の思い出の場所であり、ソフィアをパティシエ選手権優勝へと導いた、森の奥の泉がどうやら仲直りの鍵になるらしい振りとなっていて、この上手いシリーズ構成力には脱帽としか言いようがありません!
そして、数話ぶりにラストで本作のキメ言葉「きっとうまくいくよ」(ソフィアの台詞なので「きっとうまくいくわよ」ですが)が登場! シリーズのラストへ向けての期待感を高めるような仕掛けにもなっています♪

Sbc2401また、この3話では実質人間側のキャラがソフィアとニコラしか登場しないので(時制的には、パティシエ選手権決勝から1日2日程度しか経っていないのですが)、必然的に二人だけのカットも多くなり、別に二人の恋愛感情がどうこうというワケではないのですが、なんとなくより親密になったように見えるのもポイント高し! 設定年齢的には小学3年生と6年生ですから、これくらいの方がリアルですしね。

細かいところではありますが、この3本は、どのエピソードもシナリオ段階というよりも、おそらくコンテ段階で付加されたと考えられる、小技の効いたソフィアの可愛い動作がおりこまれています。

Sbc220222話であれば、「こっちの世界に残ったバニーズ」を捜しに息せき切って出かけようとするバニーズたちを、慌てて止めるソフィアのオーバーアクションとか、その後の台詞に合わせて軽く手振りを入れての、ソフィアの気持ちを表現する演出も嬉しい限り♪ 
またソフィアではないですが、バニーズたちが駅前で集まるシーンやソフィアの家に駆け足で戻ってくるシーンで、なぜかぶちうさ──中の人的には、ソフィアと同じですがww──が転けちゃう、ちょっぴりドジっ子な感じもかわしらしいデス☆ &ソフィアの家の前での転けるカットでは、そんなぶちうさをソフィアがすかさずダッコしてあげたり、Sbc2205というお姉さんぽいフォロー動作もグーヽ(´ー`)ノ
・・・22話の演出・コンテは、『シュガーバニーズ』シリーズでも屈指のハイレベルな仕上がりをみせる、スタジオ・ルナのかしやまとしゆき氏。もちろん作画もかしやま氏が社長を務めるルナが担当してます。


Sbc230223話では、「たびうさとかぜうさをなんとか元気づけてあげられないかしら?」とパジャマ姿で頬杖をついて思案するソフィアのカットや、その後に続くしろうさ・くろうさと一緒にスイーツ作りを始めるソフィアの力こぶを作って張り切るシークエンスの可愛いこと♥Sbc2303(ジャンプしてinするしろうさ・くろうさから、エプロンを付け終わったソフィアへ、ポーズに合わせてT.B.するタイミングによる高いカタルシス演出もGJ!)
スイーツが出来上がって、たびうさ・かぜうさへ大きく手を振るソフィアのカットも、イイですね〜〜。
・・・23話は、『りんごの森のパラレルタウン』では監督を務めた(『シュガバニーズ』シリーズでは、実質的にナンバー2演出とも言える)大庭秀明氏が演出・コンテを担当。

Sbc240224話は、このエピソードのクライマックスでもある、バニーズフィールドに戻りたいと涙を流すたびうさ・かぜうさをみて、めそめそしてしまうバニーズたちに、ピシッと一喝する、珍しいソフィアの怒り顔──腰に手を当てて前のめり気味のポーズが、なんともキュート♪ その横で、ギョッとなるニコラも愉快です。
Sbc2403続く、ニコラの言葉にジンとしてしまうソフィアの頬を赤らめて目を潤ませた表情も、ナイスの一言。ゆるやかなフレーム・スライドも効果的。

なお、このニコラの台詞からバニーズたちがそれぞれのパートナーとの楽しい思い出を回想するカットが、すべて描き起こしになっているのも、(シナリオ段階からの指定の可能性が大きいですが)スタッフのコダワリを感じます。Sbc2404こうしたシーンは一般的にはシナリオ段階から、以前のエピソードから持ってくるバンクカット扱いの方が多いですからね。
ちなみにこの話では、いつもよりBGMが入らないシークエンスが多くて、それがモアシリアスなニュアンスを強めておりました。

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