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2008年8月23日 (土)

カンフーの達人!

Sbc2004パティシエ選手権編も終わって、『ショコラ!』もいよいよ終盤のシリーズ全体のクライマックスへと突入して行きます。

パティシエ選手権も終わり帰宅の途に着くソフィアだが、ニコラはパリを観光してそのままベルギーへ帰るという。一緒に帰れるとばかり思っていたソフィアはションボリ。ソフィアが家に戻ると、なんとバニーズフィールドの女王様がみんなの帰りを待っていた。女王様はしろうさ・くろうさにバニーズたちを全員集合させるように命じた。バニーズフィールドへ戻るようにいわれると思いこんだバニーズたちは戦々恐々でソフィアの家に集まったが・・・。

シチュエーションとしては、前回の選手権直後という形でのスタートで、その意味では連続ものとも言えるような雰囲気になっています。
この冒頭で、ニコラがエミールにパリを案内してもらって、そのまま故郷のベルギーへ帰るとソフィアが知って、かなりガッカリ──優勝の喜びも半減といわんばかりに──している姿をわざわざ描いているところを見ると、シリーズ終盤はもしかすると、ソフィアとニコラの関係がもう少しフォーカスされるのかも知れません。

Sbc2006しかし、フランソワーズの車(今年は、オープンカーではなかったのですね)に同乗させてもらい帰宅する際の、ソフィアが思い描いていた“ニコラとのラブラブな家路”のイメージカットが、なかなかモーソー度高めで(フランソワーズの車なのに、イメージカットでは相席していない!)、気がつけば一番“恋する乙女”になっておりますデスよヽ(´ー`)ノ
で、そのソフィアのションボリ感や一大イベントが終了した一抹の淋しさを象徴するかのように、Sbc2005車中でのシーンや、自宅に戻ってピエールのカフェの様子をチラリとうかがうシーンなどでは、本シリーズとしては異例な、BGMレスのカットが長く続くようになっています。

さて今回のお話のメインは、女王様とディーヤさんの意外な繋がりで、前シリーズでの女王様の「人間の大人は恐い」という警鐘の原因となった人間界での体験や、その時のディーヤさんとの出会いだけでなく、今シリーズのソフィアのスイーツのアイデアとなる森の奥にある泉についても語られるという、いわば謎解き編(笑)。
基本的に、ファンシー&アットホームなストーリーが展開する本シリーズなので、こうした伏線めいたものが、ある種の縁的な恰好で一本に繋がると、「あの泉でチョコファウンテンを思いついたんです!」と感激するソフィアならずとも大変に感慨深いものがあります。

Sbc2003しかし、女王様とディーヤさんの出会いが語られるシーンでの、若き日の青年ディーヤのカッコいいこと! なぜかサイドカーにまたがりカンフーの修行で全国行脚、みたいなビミョーにエキセントリックなバックボーンが、いかにも浦沢義雄脚本!ヽ(´ー`)ノ
当時から、穏やかで丁寧なしゃべり口調だったことも判ります・・・てことは、あのしゃべり方は、ディーヤさんの地なんですね〜(゜∀゜)

Sbc2001一方、バニーズたちは女王様からバニーズフィールドへの帰還命令が下るに違いないと(まぁ、それはズバリ的中していたわけですけれど)、全員パニくるのですが、その慌てぶりがナンとも言えずコミカルでかわいらしくて、アニメ版らしい彼らの魅力が爆発します♪

また、女王様がソフィアの家にいきなり鎮座していることに対して、しろうさ・くろうさがボケツッコミ的なリアクションを取る定番的なギャグや、Sbc2002一番肝心な帰還命令を「忘れてました」と飄々と言ってのけてしまう辺りの惚けた感じ(ストーリー的には、ここはギャグ以上にショッキング性を高める仕掛けでもあるのですが)など、女王様のキャラ性も話のアクセントとして巧く機能しておりました。

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