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2008年8月22日 (金)

お盆だけど、田植えの話ww

今週の『鬼太郎』70話は、放映時期はお盆でしたが田植えの時期の話ヽ(´ー`)ノ・・・まぁ、あまり放映時期の季節と内容を合わせない『鬼太郎』なので、アリといえばアリということで(笑)。

Neko7001開発されたばかりの新興住宅地・みずほニュータウンに越してきたみのり一家は、転居早々地元の老人からこの住宅地に住むなと警告を受けた。荷物の整理も終わって一段落して、地元産の米で作ったおにぎりを食べていた一家であったが、その時雨が降り始め、家に泥の怪物が出現。怪物の吐き出した泥を浴びた父親は入院してしまう。話を聞いてはせ参じた鬼太郎たちは、その怪物・泥田坊と相対した。鬼太郎は泥田坊を説得しようとするが、だが結局退治することとなってしまった。だが、泥田坊は死んでしまったわけではなく・・・

という感じで、ストーリー的には泥田坊に鬼太郎が勝利したと思わせて、実は違っていたという展開になっており、構成的にも2回(おそらくコンテ上ではAパート・Bパート1回づつ)鬼太郎VS泥田坊のアクションシーンが入る二段構成になっています。
それを踏まえてか前半では、ゴーレムのような巨大な泥田坊、後半では人間大の大量な泥田坊と変化を付けてもいるのがポイント。
Neko7005また、怪物然とした巨大なタイプよりも、ゾロゾロを町中を徘徊して一人一殺的に人間を襲って行く──みのりの母親を喰らうように包み込むカットが、あまりにもショッキング!──等身大タイプの方が圧倒的に恐怖感を感じさせるところもミソですね〜。今回泥田坊の出現シーンは、いずれも昼日中で(雨中という設定ながら、いわゆる戦闘空的に暗雲漂うカットはクライマックスの鬼太郎たちが山へと逃げるシーン程度)、異形のものが日常世界に闖入してくる恐怖感が、とにかくタマリマセン!

その泥田坊ですが、肉体である泥が一片でも残っていれば、水分さえ得られれば再生可能という設定ですが、ラストカットの雰囲気から行くと、泥そのものが妖怪化したものと捉えた方が、より適しているようにも思えますね〜。

この後半の、大量発生した泥田坊のシーンもそうですが、全編を通して角銅博之氏らしい不気味さ全開のホラーテイストが散りばめられており、その意味では大変『鬼太郎』らしいエピソードに仕上がっています。角銅演出回での、お馴染みの薄闇処理(今回は、靄ったCGによるテクスチャという凝ったもの)で、昼間でありながらも禍々しさが際だつようになってます。

Neko7003一方、ストーリー的はこれも5期『鬼太郎』らしい、“自然破壊に対する妖怪という名の警鐘”というテーマの内容ですが、今回は一方的に自然を敬わない人間が悪いというスタンスではなく(一見すると悪人的に見える不動産会社も、特に手抜き工事をしているとか、不当に土地を乱開発したというわけではなく、なによりみのりちゃん一家に新しい家を提供したという、ポジティブな面もきちんと抑えられているワケです)、かといって本能のまま生きているような泥田坊を、鬼太郎が説得出来るわけでもなく──と、どう決着を付けるのかが、かなり読めない展開になっております。
その伏線として使われるのが、みのりちゃん一家が食べたおにぎりのシーンとなるわけで、警告を発していた老人=多田が作った米が、泥田坊のお陰で高い品質となっていたことを明かすことで、最終的にはニュータウンにある程度の水田を作り、それなりに妖怪と人間が共存共栄出来る状態を作り出すという、なかなか上手いオチが用意されてます。

冒頭で警告を発する多田が、妙にエキセントリックだったり、泥田坊の生態を知っていながら田畑を手放したのはどうなんだ? とか、細かく見るとシナリオ的には、まぁツッコミどころもあるわけなのですが(苦笑)、今回の共存共栄の見せ方と、そこへ至る興味のつなぎが非常に巧いので(5期では多くの場合、妖怪と人間の情愛による絆という落着なので)、実は意地悪く見ない限りはさして気にはなりません。
・・・というか、こういってはナンですが、やっぱり成田良美さんは『プリキュア5GoGo!』よりも伸び伸びと執筆しているような雰囲気が見えますデス(^^;; 

さてさて、今回の我らがネコ娘は、鬼太郎のパートナーというこのタイプのエピソードでは定番の立ち位置。適度に泥田坊ともアクションを繰り広げてくれますが、やっぱり化けネコモードにはならず・・・。これに関しては、完全に演出さんにお任せということのようですね〜。
Neko7002それにしても、ネコ娘が一反もめんに乗って鬼太郎を空中から援護するような形は、結構イイ意味でのパターンになってきてるような気がします。

そして、64話同様に今回も劇中で日付が変れば、ネコ娘の私服が変る“着せ替え”演出を披露。
前半はチェックワンピ、後半がTシャツ&ショートパンツという出で立ちでした。
角銅氏はこの着せ替えパターンを続けて行くようですね〜。ファンとしては、嬉しい限りです♪

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