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2008年6月19日 (木)

私の歌を聴け〜〜!byゆかな*はるな@鬼太郎

Neko6204先日も書きました、ある意味で声優ユニット「ゆかな*はるな」をフィーチャーした『鬼太郎』62話は、ようやく来ました! アマビエのお当番エピソード♪

人間界で占いハウスを開店したアマビエだが、毎日閑古鳥。すっかり意気消沈しているところに、ようやく一人だけお客さんが現われた。それはアマビエが大ファンの女性アイドル、AYAであった。最近仕事に疲れて、自分の夢や目標を見失いがちだというAYAであるが、彼女はとても気さくな性格で、アマビエはすっかり親身になって相談に乗ってやるのであった。一方、鬼太郎は絶望した人間を蒐集している妖怪・くびれ鬼を追っていた。そしてくびれ鬼は、AYAに狙いを付けていた・・・。

という感じで、全体としては鬼太郎やネコ娘たちお馴染みの横丁の面々は、今回はあまり活躍しません。バトルシーンでこそ、鬼太郎がメインでくびれ鬼と対峙しますが、これはフォーマット的な“お約束”というのが、シナリオ段階から確信犯であることが判るくらい、アマビエとメインゲストのAYAとの友情にフォーカスしたストーリーです。

従って、冒頭から鬼太郎はすでにくびれ鬼を追っているという入り方で、ある程度話を端折った形になっているのがポイントで、くびれ鬼がAYAの前に現われるまで、鬼太郎はこのエピソードに於いては完全に脇役であるという、『ウルトラセブン』なら「円盤が来た」、『戦闘妖精雪風』なら「フェアリー冬」みたいな構造になってます(笑)。・・・ちなみに、個人的には本来の主役にまったくスポットが当たらないタイプの変化球エピソードというのは大好きだったりしてヽ(´ー`)ノ

Neko6202そんな具合で、今回のヒロインは完全にアマビエなのですが、とにかくAYAとの心のふれあいと、そこで見せるアマビエの心根の優しさがものすごくイイ!
話の展開上、AYAとアマビエが絡むシーンの多くは、占いのテントハウスの中という閉じられた舞台なのですが、それがそのまま二人の距離感にもなっていて、そこもまたヨシ。
この二人のやりとりの場面は、いずれもAYAやアマビエの柔らかい表情づけや、演じるゆかな嬢と池澤春菜嬢のきもちコミカルな暖かい演技も相まって、ほんわかとした心が温かくなるシーンに仕上がっております。

それから、アマビエの“原則として相手の不幸を予言する能力”に対してAYAがまったく不愉快に感じることなく、ポジティブに受け取っているのが、二人の親密度を高める効果としてさりげなく機能しているのもミソ。これは、アマビエが初登場した26話を思い起こせば、よく判ると思います。

こうしたところで、自分の負の感情に負けてしまうAYA(ここでの、ネガティブなもう一人の自分に心を惑わされてしまうAYAも、シチュエーションは定番ではありますが、畑野森生氏らしいザラついたホラー感の強い演出で、彼女の葛藤を描いてくれてます)を、Neko6205アマビエがAYAの持ち歌を歌うことで正気に戻す展開が、ものすごく熱い!(『マクロス7』みたいとか言ってはいけません(笑))
アマビエの歌声に合わせてのAYAの声が、最初はたどたどしく、途中からちゃんと歌になるという細かい変化を付けた演出もリアルでもあり、またグッときます。ここで被る「Sweet Magic」のピアノソロバージョンが、さらに涙腺に来る来る!・・・ちょっとググって見たのですが、「Sweet Magic」のピアノソロバージョンというのは特にヒットしなかったので、もしかしたらわざわざ堀井勝美氏がこのために新録したものなのかも知れません(ちなみに、堀井氏は一応キーボーディストでもあります)。
鬼太郎のスタッフブログでは、ラストのコンサートシーンで使った「Sweet Magic」も今回用の特別バージョンらしいので、かなり手の込んだ仕込みがなされているようです。
・・・『プリ5』のうららのキャラソンお披露目回wと違って、マーチャン的な要素は一切ないので、おそらくこのコンサートシーンは、コンテ段階でのアレンジと推察されますし。
Neko6201しかしそれっぽい振り付けでAYAは歌っていましたが、これはゆかな*はるなのライブで本人たちが歌う時の振り付けなんでしょうかね〜?? それとも畑野氏が考案したものなんでしょうか?(一般的に、何らかのお手本がない場合、こうした振り付けは演出家が考えることになっております) か〜な〜り気になります(笑)。

加えてAYAの服装も、私服こそ1パターンですがブレスレットやイヤリングなどのアクセサリー類も凝っているし、Neko6208またステージ衣装はシーンごとに異なっていて──コンサートシーンではペディキュアまでしている!──、さすが女性作監の担当エピソードという感じもあります(作監は仲條久美さん。5期『鬼太郎』の人間側のゲストは各話作監がデザインしているとのことです)。

また、コンサートシーンでのろく子さん(推定w)、アマビエ、ネコ娘のお洒落な私服もものすごくキュート♪ 
Neko6206で、ここでのアマビエの表情が明らかに美少女然として作画されているのが、これまたサイコー♥
ぶっちゃけ、自分としてはアマビエはネコ娘に次ぐ美少女妖怪と思っているので、これはもう嬉しいなんて言うレベルではありませんヽ(´ー`)ノ

このコンサートシーン自体、一つの見せ場にもなっているわけですが、事件が落着した直後のアマビエとAYAのやりとりを回想的に挟み込んだり、前半での二人の会話シーンをインサートさせたりすることで、二人の心の絆みたいなものがものすごく浮き彫りにされていて、まさに感動的!

細かい部分では、妖怪横丁でAYAと知り合ったことを言いふらそうとするシーンで「こういう時はかわうそだよ!」と言い切る辺り、かわうその舎弟ぶりが知れて、面白かったですね〜。

その一方で、畑野演出回らしい恐怖演出も非常に効果的で、アマビエとAYAとのシーンと絶妙なコントラストを見せてくれています。特に、AYAが「死にたい」と漏らした直後、インサート的に入るくびれ鬼の声にならないほくそ笑みなどは、もうタマラナイくらいエグイ!

そんなこんなで、女の子同士のいわば友情物語になっているという、小学生男児がメインターゲットとは思えぬほどw女の子に訴求する内容になっていて、ストーリー的にも変化球の一本といえるのではないでしょうか。
ただ、5期『鬼太郎』は小さい女の子にも人気が出てきているそうなので、そうした背景が可能にしたエピソードだとも言えるでしょう。

で、今回ネコ娘は本当に出番も見せ場もないワケなのですが、アマビエ大好きな自分的には、まったくもって無問題!(爆)

ところで、今回は“お約束”として存在するバトルシーンではありますが、それでも鬼太郎がちゃんちゃんこの両端にリモコン下駄をくくりつけ、鎖分銅やヌンチャクのような武器にして戦うという、アッと驚く戦い方をしていたのも、なかなかポイントが高かったです。

追伸:ちょっと追記しました。

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