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2008年5月11日 (日)

妖獣イソオンナ

一つ前のエントリーでお約束した通り、2回分の『鬼太郎』のインプレ。
まずは先週分からデス。(時間的な都合で、こちらはキャプチャー画像はナシです(^^;;)

とある浜辺の村で、子供が妖怪にさらわれるという事件が起こった。現地へ赴いた鬼太郎とネコ娘は、その村に居合わせたねずみ男とかわうそと合流。ねずみ男は、例によって事件を鬼太郎に解決させ、村人から謝礼を受け取ろうと画策する。事件を起したのは、その浜を住処とする磯女であると知る鬼太郎だったが、磯女との水中戦で苦戦し、さらに彼女の子供の体内に吸い込まれてしまった!
・・・というお話。

話のアウトラインとしては、5期というよりも『鬼太郎』としてスタンダードな形で、妖怪にさらわれた人間の子供を、鬼太郎と仲間達が救いに行くというもので、実は子供をさらった妖怪──今回の場合は、磯女のテリトリーを人間が一方的に冒した──の言い分にも一理ある、というもの。
今回の場合は、磯女の子供に鬼太郎が呑み込まれた後、その子の内側から鬼太郎が自分の妖力で操って、磯女に反撃する、冷静に考えると微妙に卑怯な戦法(笑)というのも、個人的には『鬼太郎』っぽい気もしますし、最終的には鬼太郎が磯女を成敗するのではなくて、説得させる形で事件に決着をみせる流れも含めて、まぁその辺は悪くはないのですが・・・。

またコミカルな部分をはじめとしての、ねずみ男の調子イイ感じが全編に渡って良い味を出していて(ネコ娘と目玉おやじが鬼太郎を助けに海に飛び込むカットで、躊躇するかわうそに「オマエ、友達のこと裏切るわけ?」というセリフなど、“お前に言われたくない!”と見ていて突っ込みたくなるワケですし、予想通りねずみ男はそれには続かず、一人で村人達に金をせびりに行くとか、もう絶好調なカンジですよ)、それなりに見どころもないわけではないんですけどね〜(苦笑)。

ただ、画面全体の緊迫感やストーリーの流れに対してメリハリに欠けるきらいが多々あって、どうしても平板な感じなのですよ(トホホ)。
お陰で、磯女の洞窟でのネコ娘やかわうその状況説明セリフが、余計にそう聞こえてしまったり、ラストカットでお約束のイタイ目を見るねずみ男を笑って眺める、鬼太郎やネコ娘達のFIXカットも妙に間延びしていたりと、ちょっと悪循環になったりもしてしまってます。

余談ですが、今回の演出は『デビルマン』の勝間田具治氏だからなのか、磯女の出現シーンや鬼太郎との水中バトルでの見せ方が、どこなく妖獣風な感じもしましたデスヽ(´ー`)ノ

今回のネコ娘の出番は、ねずみ男のフィーチャーぶりからも、いわばツッコミ役としての絡みも多く、また磯女の赤ん坊に吸引されそうになる鬼太郎を引っ張って助けようとするカット、あるいは空気ポンプの術でしぼんでしまった(このセンスもグー!)鬼太郎を、磯女の赤ちゃんの体内から引き出すシーンなど、活躍度は結構高いです。が、今回は作画がビミョーで、そこも惜しいトコロなのですよ(^^;;
5期『鬼太郎』では、出口としお氏はトータル的には割合とイイ作画(キャラデザインを担当されていた3期『アッコちゃん』とまでは行かないですが)を披露されていただけに、残念無念でございます。

そういえば、なぜか今回ネコ娘は後ろ手に組んでいるポーズが多かったですね〜。

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