早速、フラグ発生ヽ(´ー`)ノ
今週の『シュガーバニーズ ショコラ!』は、もちろん前回からの続きではありますが、実質的には今回が『ショコラ!』としての第1話という感じもあります。
見知らぬ街へ飛ばされてしまったしろうさとくろうさ。でも、実はそこはソフィアの旅行先のベルギーだった。お母さんと別行動を取ったソフィアは、偶然しろうさとくろうさの後ろ姿を見かけて後を追うものの、迷子に・・・。その上転んでしまい悲しくなったソフィアだったが、そんな彼女にニコラという少年が声をかけた。
といった筋立てで、『ショコラ!』のキービジュアルに描かれている新キャラの少年、ニコラが早くも第2話より登場します。
しかもニコラは、ソフィアが勉強したいと思っていたチョコレートの達人=ショコラティエの勉強中であり、その上格好良くて優しい男の子と、絵に描いたような(笑)少女マンガ的ハンサムくん。
さらに、ニコラが師事するショコラティエから「デートかい?」と言われてしまって赤面しまくりと、完全にニコラ・ルートのフラグが成立ですよ!(笑)
ニコラのセリフから、彼も今年はパティシエ選手権への出場を狙っているようで(ただし、ここではちゃんと言わせないのがミソ)、間違いなくシリーズの中盤か後半のクライマックスとして用意されているはずの、パティシエ選手権でおそらくソフィアのライバルみたいな形に図らずともなるのではないかという予感も──。
また、ニコラのお爺さんがバニーズたちと昔会ったことがあるらしいというセリフも、シリーズとしての伏線になりそうでもあり、この辺も今後どうストーリーに活かされるのか? 期待するところですね〜。
離ればなれになってしまったバニーズたちは、予想に違わず各地でバカンスを楽しんでいたパートナーの子供たちの元へと飛ばされていて──フランソワーズはスイスの別荘、マルーヌはスコットランドと、さすがこの二人は富豪の家庭だけのことはあります☆──、しろうさとくろうさがソフィアとともに戻ってみると・・・という展開もイイですね!
しかも、あおうさとあおみみうさはマルーヌのところではなく、パリのミレイユのところへ飛ばされていて、宅配便でソフィアの町まで送られてきたという、前シリーズの出来事をきちんと引っ張った形になっているのも、心憎い限り♪
こういう、言ってしまえばパターンな展開ではあるのですが、それを予定調和と感じさせない、大変収まりが良いといいますか、なんとも嬉しく思えてしまう持っていき方が、やはり『シュガーバニーズ』という作品の良さであり魅力でもあります。
今回はまた、ソフィアの細かい仕草や表情がカワユスで、そうした部分も見どころです。
例えば、迷子になった路地裏で転んでしまい、思わずべそをかいてしまう表情や、ニコラのことを意識する時に見せる、アホ毛の動き。あるいはお母さんにしろうさとくろうさの存在を、そっと教える時の仕草などが好例ですね。
また、しろうさ・くろうさもいわゆるアスキーアート的なギャグ顔(サンリオ系作品だと『マイメロ』で頻出してますね)になっちゃったりと、こちらも楽しい表情を色々見せてくれます♪
余談ですが、冒頭のベルギーの街並みはかなり描き込まれたBGになっていて、参考写真を元にしているのではないかと思われます。ソフィアが乗る超特急もTGVですし、こうしたリアル志向もイイですね(でも調べてみると、劇中に登場したオレンジ色のカラーリングは、今は使われてないようです)。
ところで、ソフィアの住む町の具体的な場所というのは劇中では明かではないのですが、ピエールがマルセイユでサイクリングの練習をしていたことから鑑みて、南フランス方面なのでしょうか??
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