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2008年3月28日 (金)

ホロデッキプログラム・ファイル、パリス「ゲゲゲ-#50」スタート(笑)

てなタイトル通り、『スタートレック:ヴォイジャー』大好き人間的には、邦夫asアニオタ野郎パリス、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ パリス特製「ゲゲゲの鬼太郎」ホロノベル、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ! みたいなwww
『ヴォイジャー』を知らない人にはナンノコッチャ? って話ですが、まぁ自分としては森川智之氏といえばUSSヴォイジャーの主任パイロットのパリスなワケでヽ(´ー`)ノ しかもパリスは、プレイボーイだけど20世紀のB級SFやスペオペ、アニメが大好きというイケメンオタクなのですよ(笑)。
なので自分は、『ギャラリーフェイク』の藤田玲司も『ガラスの仮面』の速水真澄も、全部パリスがホロデッキで演じているように感じられてしまうのダ〜〜〜(爆)。
──と、無駄に長くてバカバカしい話の枕(笑)はこれくらいにして、まずはあらすじから・・・。

Neko5001高原の別荘で悠々自適の生活を送っている資産家の青年・邦夫は、彼の元へ毎日似顔絵を描きに来る、優しい美大生・杏子と婚約を果した。だが邦夫の半身には、大きなアザが広がっており、夜ごとそのアザによって、命を蝕まれるような苦痛を味わっていた。その奇妙さを不審に感じた邦夫は、鬼太郎の存在を知り、相談を持ちかける。だが、鬼太郎の姿を見た途端、杏子は異常に怯え、鬼太郎を追い返してしまった。

と、久々に正攻法といいますか、怪奇幻想志向の極めて強い──原意的な意味でもこれぞ『鬼太郎』といった感じの──エピソードです。
4クール目は、ちょうど関東では深夜枠で『墓場鬼太郎』がいわばサイマル的に放映されていたわけで、それに併せてか、内容面での差別化を図るかのように『ゲゲゲ』の方は、かなりコミカルで陽的なテイストでまとめた話が連続していたきらいもあったのですが、『墓場』終了と同時に、グッと怪奇志向の話を持ってくる辺り、そうしたシリーズ構成的な狙いをやはり感ぜずにはおれません。

ゲストヒロインの綾野杏子が、今回の敵妖怪である陰魔羅鬼であり、邦夫の生気を吸収していたというオチなワケですが、前半のふと杏子が妖怪の本性を見せる時の不気味な表情は定番的な見せ方とはいえ、ゾッとさせるものがあり、良い意味で基本に忠実なところもあります。
これは、杏子がすでに死亡しているというミステリアスな展開だけでなく、鬼太郎が身辺調査をするモンタージュで、杏子の墓暴きまでしているカットまで挿入されているところにも顕れています。

細かいところですが、杏子が正体を明らかにするシーンでの、瞳の変化のシークエンスも凝っていて良かったですね。

また、邦夫に対しての杏子の優しい態度が、陰魔羅鬼の欺瞞なのか、人間としての杏子の素の部分によるものなのかが曖昧なところも、実はポイント。
鬼太郎は「人格や性格が杏子さん自身のものであったとしても、それが杏子さん本人であるとは限りません」と、厳しく邦夫に意見するのですが、邦夫はそれでも(鬼太郎に言われる通り、杏子の正体を探る協力をするにも拘わらず)最後まで“人間としての”杏子の優しさを信じ続ける展開が、クライマックスで杏子が一時的に陰魔羅鬼の呪縛から逃れ、人間として甦り、邦夫に自分を倒して欲しいと懇願する、感動的で悲恋的な結末へと物語を導くことになるわけです。

Neko5003話そのものの怪奇さと、この二人の純愛と悲恋を強調させるため、陰魔羅鬼とのバトルシーンは窓から差し込む柔らかい陽光と、薄暗い室内との淡い陰影の中で展開されており、陰魔羅鬼が正体を現してロコツに死体と化してしまう杏子の肉体の不気味さ(いかにも物体といった動きもエグ過ぎ!)を、生々しく演出するだけでなく、Neko5005陰魔羅鬼を封印した後は、その陰影が舞台のスポットライトのように邦夫と杏子を照らす、ロマンティックな演出に一転してしまうところが、とにかく見事!

この陰魔羅鬼VS鬼太郎のシーンも、普通にバトルアクションで推すのではなく、鬼太郎の妖力とアイテムを使って封印する形にしてある点も、地味ではありますがスリリングで、ハードなテイストの一助にもなっております。

そして、ラストでは愛する人を失ってしまった邦夫の姿を一切ビジュアル的に見せず、解体された邦夫の別荘の地下から出土した陰魔羅鬼のミイラ、杏子の墓前で手を合わせるネコ娘のカットに、鬼太郎と目玉おやじの会話を被せる構成が、逆に邦夫の切なさを強く感じさせる素晴らしい余韻を見せており、極めて見応えの高い内容です。

今回の演出は、ネコ娘のバスガイド編(29話)を担当した畑野森生氏。29話同様の手堅い恐怖演出はそのままに、邦夫と杏子の悲恋をドラマティックに描き、怪奇幻想というに相応しいエピソードに仕上げた手腕は、高く評価されるべきでしょう。

Neko5002そんな具合で、これで3週近くも続けて我らがネコ娘の出番はあまり無くて、その点ではちょっと残念なのではありますが(笑)、ねずみ男に案内されて邦夫の別荘に鬼太郎とやって来るシーンでは、なぜかネコ娘が画面センターに陣取っていて、この3人の関係性がよく出ていたり(笑)。普通ならねずみ男が画面のセンターに来るはずですが、そうしない立ち位置が、そのままネコ娘の性格というかキャラ性を体現しているようで(続く「アシスタント」とねずみ男に言われて、食ってかかる展開をよりスムーズに見せるという都合もあるかも知れませんが)、こうした29話に通底するセンスも畑野氏によるものなのでは? と感じたり。Neko5004

さらに、杏子が鬼太郎を見て異様に怯える様を見て、トサカに来て化けネコモードに変貌してしまうという、いつものヤキモチ焼きとはちょっと違ったキレキャラぶり(笑)や、その後のシーンで、そんな杏子の態度にプンスカするところも、大変に可愛かったりヽ(´ー`)ノ 
好きな男の子を悪く言われて激怒しちゃう恋する乙女なところが、なんともグー♪

余談ですが、今回はネコ娘がいつもより低めの等身で描かれていて、いつもよりょぅι゛ょ具合が増していたのもヨカヨカですね〜〜☆

さて、次回はいよいよ5期『鬼太郎』1年目のラストエピソード!
しかも、ネコ娘VSアマミ一族のミウ(笑)。予告からネコ娘の、これまで以上に激烈なギャグ顔がオンパレードとなっており、期待も高いですよ〜〜!!

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