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2007年11月 7日 (水)

メイド服祭り〜♪ でパラレルルー

Para0602今週の『りんごの森とパラレルタウン』のインプレでございます。

撮影の仕事で出かけたエミリーとキティたち。ところが一緒のはずのリンダが珍しく遅刻して、ここぞとばかりにエミリーはリンダに遅刻の件を責める。不思議な事件に巻き込まれたというリンダであったが、エミリーは頭から信じず二人は気まずい雰囲気に──。

と、いった具合で、もともと設定的に欠陥人間(笑)な面が大きいエミリーらしい、勝手な思いこみと他人への思いやりにイマイチ欠ける性格が、大きくフィーチャーされるお話です。
まぁ、「欠陥人間」とは書きましたが、近視眼的な気分で心ない言葉を口にしてしまうのが、子供らしいトコロなので、個人的にはこういう性格付けのキャラクターが主役の作品は、ある意味でリアリティがあって大変に好みです。ラストにリンダの言っていたことが、嘘ではなかったと知り愕然とするオチも含めて、今回はまさに、文句のないシナリオですね〜。

そんな風にシリアスめな展開を後半見せるエピソードではありますが、要所要所で(特に演出面・作画面で)楽しい雰囲気を見せており──Para0608 冒頭での「不思議が私を呼んでいる!」とミョーなポーズをつけてのロバートのセリフや、リンダの遅刻の理由についての、エミリーのマンガチックな妄想描写など──、バランスもイイカンジです♪

そしてなんといっても、撮影スナップをみせるサービスカット(笑)ですよ!
Para0604なぜかメイド服w──もといエプロンドレスで、またエミリーのポージングもバツグン!! ウサミミのプルルーもカワユス(*´Д`)・・・細かいところですが、噴水の水のきらめき表現としていわゆる透過光が用いられている辺りが、撮影時のエミリーたちのキラキラ輝いている感じを(イメージ演出ではなく)アピールしていてニクイです。

リンダとのツーショットでの、二人の気まずい表情づけもなかなか良かったですね。
Para0610この雰囲気を見抜けないカメラマンって、ちょっとアレなのでは??(苦笑) とか思ったりもしましたがwww
この気まずさを受けて、リンダとの別れ際のカットがエミリーの足下から狙ったアングルにして、エミリーの拒絶感を強めていたのもGJ!

また、回想シーンでデフュージョンフィルタを使うのは、割合と常套ではありますが、やっぱり効果的で雰囲気も出ますね〜。

今回のコンテ・演出はスタジオ・ルナの樫山聡之氏。ここまでは全話、監督の大庭秀昭氏がコンテを担当してきたこともあって、ちょっとテンポ感が変わって、そうした全体的なノリの違いも楽しかったです。(決して、大庭監督のコンテのテンポが悪いとか言うことではなく、『パラレルタウン』のような1話原則フォーマットの作品は、各話スタッフのノリによるバラエティ感が出た方が良いだろうと、個人的に思っているところがあるので)
Para0601作画もスタジオ・ルナによるもので、『シュガーバニーズ』22話に続き、モブ関連のキャラがミョーにかわいかったりしてヽ(´ー`)ノ

今回、リンダの放つネガティブなオーラをアクロが嗅ぎつけるという、引きの強い幕切れにもなっており、次回以降がまた楽しみですね〜〜。

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