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2007年9月28日 (金)

Nice boat.みた

ウワサに名高い(笑)『スクイズ』最終回を観ましたが・・・
正直に言うと、全12話の中で一番面白かったデスよ。──結局事前に例の事件のために、マスコミ側からグロいとか刺殺シーンがあるとか、ネタバレされた状態だったので、ショッキングさはあまりなく冷静に見られましたしww

非常に練り込まれた演出とキャラ演技(例えば、冒頭タイトルの「School Days」にひびが入る仕掛けに始まり、舞台劇風の世界の葛藤、誠を半ば衝動的に刺殺してしまった直後の世界の戸惑いの表情と動作、またそのシーンでのヤカンの沸騰SEによる巧みな緊張感演出、クライマックスの挿入歌を被せることでの逆カタルシスを強調するため、そこまでは徹底的にBGMのラインをつけない、サイレンスな音響効果──同時にいわゆる「嵐の前の静けさ」も意図していると思われます──、誠に対して以外はどこか無感情で、得も言われぬ薄暗さをかいま見せる言葉──それが「やっぱり誰もいないじゃない」というザラザラした言葉のセリフに集約される──等々)、主に世界側の視点で、予想された通りのカタストロフに向かって転がり落ちてゆく、痴情のもつれをストレートに描き出しており、ドラマとしての見応えは極めて高いデス。

・・・ラスト、偶然にもマジで「Nice boat.」(爆)だったので、笑いを禁じ得ずむしろ困ってしまったくらい。

まぁ、いずれにせよ今のご時世でこれを深夜U局枠とはいえ製作(脚本・絵コンテ)にOKを出したプロデューサーは相当にタイトロープなことしたなぁ、とは思います。
例の事件でこんな形で話題になってしまいましたが、仮に滞りなく放映されたとしても、遅かれ早かれ物議を醸したでしょうナァ。

少なくとも、市川崑の『犬神家の一族』(オリジナル)や『悪魔の手毬歌』での、殺人実行シーンでも拒絶反応を起す方は、見ない方が良いです>『スクイズ』最終回。

要約すれば、「純粋に破局を描くフィクションのドラマとして、キチンと作られていて感心した」ということなんですが、今の風潮では少しでもポジティブな意見には、無差別で「不謹慎」といわれちゃうのカナ? 佳奈?

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受信: 2007年9月28日 (金) 16時23分

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